半年前に私が適応障害という診断を受けたことがきっかけで、最近は月1~2回ほど、中山身語正宗のお寺に行ってお経を上げたり住職の方と話をさせていただいてる。
中山身語正宗はうちの母が昔から信じているところで、その影響で私も子供の頃から般若心経を耳にしたり行事に連れて行かれたりしていた。ということでなんだかんだお世話になっている歴は長い。
歴は長いとはいえ、ただ般若心経が自然と耳に入ってきてただけだし、「神様仏様が授けてくださる???ただ自分が努力した結果なだけでしょ???」みたいな感じで大して宗教というものを信じてはいなかった。
じゃあなんで今になってお寺に行き始めたかと言うと、スピリチュアルパワーを信じたくなったわけではなくて、宗教というものに人間として生きる道が示されていると分かったからだ。とはいえ中山身語正宗が特段優れたことを言っているかと言うとそうではないと思う。どの宗派でも同じようなものだろう。
とりあえずの紹介としては、「おさづけ」を読んでみてほしい、という程度で留めておく。もちろんこれが全てではないが。
最近は毎朝顔を洗ったら仏壇の前に座ってお経を上げておさづけも音読するようにしている。おさづけにある「修養は実行によりみのる、実行は先ず自分の足元より始むべし」を読むたび、頭で考えるばかりで実行に移してこなかった自分をふりかえって自分に嫌気がさしたりするが、今後少しずつ変わっていこうと思う。
ちなみに念のためだが、噂に聞く悪い団体みたいな活動をしているわけではない。信者を増やして金を儲けようとか、我々以外は異教徒だとか、そういうことを言いたいんじゃなくて。
ただ人生をよりよく生きるため、正しい道を踏み外さないために、仏教という考え方を知ろうとしている。ということなんだと思うけど合ってるかな。合ってると思う。多分。