人の話を聞くのは、コミュニケーションにおいてめちゃくちゃ大事だ。(ここにおける人の話を聞くというのは、話を遮らず、自我を執拗に主張せず会話を当たり障りのなく留めるというニュアンスです。)
コンサルの先生も、CAさんも、はたまたディズニーのおもてなしやら心理学の本でもまず人の話を聞けって書いてる。私の師匠も8割はお客様に話してもらえるようにしなさいと言ってた。
人の話を聞くということは、つまり相手に話してもらうことだ。
接客、というか相手を立てる場合のコミュニケーションに自我ってほぼ不要らしい。オープンクエスチョンというイエスノーで答えられない質問を投げかけるというやつがあるのだが、接客の大会ではかなり重視されたりしていた。多分大事なんだと思う。知らんけど。
そもそも実際に人に話を聞いてもらう時間に金銭が発生する職業は山ほどあるしね。営業の人とかはまた違うのかな トークで魅せるみたいな?基本的に人って他人に自分の話を聞いてもらうと、気分がよくなるらしい。私も人だから当然気持ちいいです。
で、転職してから人と話す機会が減ったせいか本当にそれができなくなってしまった。インターネットでのコミュニケーション(基本的に空リプだ)はツイートに対してツイートする。球が来たら打ち返す。楽なコミュニケーションばかりしていたせいで、対面で話す時に会話の切れ目がわからなかったり、終わったと勘違いして途中で話出したりしてしまう。会話機能の衰えを感じて少し焦る。
職場の人なんて私の人生に関係ないのでおもてなしのコミュニケーションをする必要があるかないかでいえば、相手が不快にならなきゃそれでいい気もする。出来ることなら仲良くやれるに越したことはないけど。
でもそのコミュニケーションの仕方が常態化して、好きな人に嫌われたら困る。嫌われたくないという自分本位な自己愛が人に嫌われる一番の原因だって何かで見たけど、好きな人から嫌われたいわけないだろうが!!
コミュニケーションも人生も難しい。はやく帰りたい…。