鶏団子を茹でた汁で何か汁物を作ろうと思ったのだが、具になるものがにんじんと豚こましか無かった。この寒いのに買い物なんて行きたくないので、とりあえずそれらを入れ、味噌が少しだけ残っていたことを思い出して、使い切ってしまおうと入れた。
食べてしばらくした後、ほとんど豚汁であることに気がつく。ほんだしと鶏肉で出汁をとった豚汁なので、当然美味しい。
ところで冬は寒い。できるだけ買い物に行かず、できるだけ簡単な調理で温かいものが食べたい。つまり鍋である。
一人暮らしなので、一般的な要領で鍋を作ると多い。実はそれでも作った日か翌日までには普通に食べてきれてしまうが、大量の食材をたった1日で消費してしまうのはもったいない。そこで鍋の具材を一食ごとに分けて冷凍しておく。
例えば今回は白菜、えのき、しめじ、人参、鶏団子、豚こま肉、長ネギだった。これらを一食ぶんまとめてアイラップに入れて口を縛って冷凍庫に入れておく。作る時は片手鍋に袋の中身と水を入れ、ほんだしをかけて蓋をしていい感じになるまで煮るだけ。好みで味ぽんや酢をかけたり、豆腐やキムチなどを追加する。簡便な上に野菜も肉も取れて健康的。ちなみにレンジでもできるとは思うが、氷は加熱されないことやそれにより加熱ムラができやすいことを考慮すると普通にコンロで作ったほうが楽。鍋のまま食べれば洗い物の数も変わらないし。増えても取り皿ひとつ分なので誤差。鍋のまま食べるなら水を入れすぎないようにしておくといいかも。
1/2カットの白菜で6食を目安にしている。他の具材は気分や値段で選んで買ってくる。きのこをいれるなら複数種入れた方がアミノ酸の相乗効果で美味しいらしいのでそうしている。鶏団子を作ると茹で汁でスープが作れるので、冷凍庫で眠っている野菜の消費なんかにもちょうどいい。適当に具材を入れて煮るだけで大体おいしくなる。鍋セットを1食分入れてしまうのもアリ。具沢山にすると食べ応えがあっていい。