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ma_chi_0
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いいものを買ってきた

九井諒子ラクガキ本デイドリーム・アワー、九井諒子作品集竜のかわいい七つの子、ひきだしにテラリウム

名の通り九井諒子先生のらくがきスケッチ集と、九井諒子先生の短編集二冊

九井諒子先生の絵と世界観と着眼点、創作への意識?がとにかく心地良くて、これは1ページ1ページ指で捲って紙を撫でながら読みたい世界だなー、ちゃんと"質量"として持っていたい本だろうなーと思ったから、電子で買わずに本屋さんに足を運んだ

収納や保管の手間の問題で、最近は本を紙で買うことはすっかり減ったし、買うとしてもネットで注文とかばかりだったから、直接本屋さんに行ったのずいぶん久しぶりだったかも いつぶりだろう?天地明察買ったときかな?ガチでメチャクチャ前じゃないか?

用がないから行ってなかったけど、やっぱりいつ行っても楽しい場所だし、本って手に取るだけでテンションが上がるから色々欲しくなっちゃうね キラキラのハードカバーの知らないファンタジー小説と、パンどろぼうの絵本が欲しくなりました

私は創作物を見始めると寝食や家事やその他タスクなど全部無視してついつい一気読みをしてしまうタチなんですが、それで毎回「もうすこし時間をかけて咀嚼しながら丁寧に楽しめばよかったかもな」と一抹の後悔を抱えているので、今回買った3冊は大切に読みたいと思います

デイドリームアワーを少しだけ覗いたけど、1ページ1ページの満足感がとにかく凄くて、じっくり立ち止まって見たくなるから、ああ満足、脳が疲れてきたなと思ってページから目を離したときにまだ残りページ数がたんまり残っていることに驚きを覚えたりして、幸福

しかしここで一つ気づいたのだが、私は紙の本で漫画を読む視力と筋力が、酷く衰えているらしい

絵、ちっちゃくてよく見えねえ 文字、ちっちゃくてよく見えねえ ババアなのか?分厚い本だと開いたページを抑えておくにも力が要るし、本を読む姿勢を保つのも腕が疲れる 虚弱なのか?

小さかったら二本指でスッと拡大できるタブレットで、寝転がったままワンフリックですいすいすいーとページ送りができる電子書籍に慣れきってしまったことの弊害が出まくっている 漫画や細かい絵の本は正直もう電子書籍の方が読みやすいと思うようになったなー

逆に小説は紙のほうが読みやすい 最近電子で星の王子さま読んだけど(2時間くらいで一気読み)、電子だととにかく目が疲れる!電子で長時間活字を追い続けるのがまあまあ辛い

あとなんか、SNSやネット記事なんかで膨大な量の情報を前にしたときにある程度読み飛ばして重要そうな情報だけ拾うときの視線の動きが癖になってしまっているのか、画面で小説読んでると無意識にスイッと読み飛ばしてしまうときがあるんだよね で、すぐにヤバイ読み飛ばしちゃった!って元のところに戻って読み直す、を頻繁にやるから、情報処理に時間がかかる 紙だとそれが起こらないからスムーズ

ピクシブの二次創作とかでフランクに読めるようなやつなら私は電子が読みやすくて好ましいけど、プロが書いてて売り物になってるようなしっかりしたやつは紙がいい この違いの原因はなんなのだろう

以前Kindleのセールで買った三体(中国の長編SF小説)にまだちっとも手を付けられていないんだけど、あの分厚い本を私は電子で読みきれるのだろうかと日々不安が募る

紙も電子もそれぞれいいところがあるから、どちらも活用していきたいし失いたくないなー 頼むぞAmazon ほんとにな

@ma_chi_0
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