イントロ
唐突に、「なんかやったことない事したいなー ボルダリングとか」ってポストしたらひょんなことからXのフォロワーさんと行くことになった。
筋トレはしているが、体重もそこそこあり、有酸素運動が苦手な32歳が一体どこまでできるのか......
意外と人いる
秋葉原のボルダリングジムに開店から行ったが、想像より人がいた。
特に初めてこのジムに来た私たちと同じ感じの人たちも結構いた。春分の日で祝日だったってのはあるが、素直に驚いた。
それにしても外人が多い。
意外とできない
このジムは1 - 4階まであり、難易度別になっているわけではないが、1, 4階には明確な特徴があった。
1階は天井が高く、地面に水平になるような壁はない。
4階は大体の石に色と番号が割り振られており、1番を右手、2番を左手に置き同じ色の石の奇数を右手、偶数を左手と順番に移動していく。
人が少ないので4階で順番にやっていたが、普通にクソ難しい。
足の位置は定まらないし、こんな石どうやって持つんだよ!とかなるし、次の番号どれ???と混乱することもある。
石の順番が大体50番くらいまであったので、約半分くらいでギブアップするを何度も繰り返してた。
ここで感じる....前腕への違和感............
攻略者のプレイを観察する
ゲーマーはよく攻略できないと攻略サイトや動画をみるだろ。自分ができないところをじっと見た。
その姿、見稽古....
うん.....まったくわからん。
というか、離れて見る映像と自分がクライミングしてる時の映像がマッチしない。
クライミングしている時はあまりに壁に近すぎて先が全然見えない。大きな石の裏にある時や、自分の体の胸や腹あたりにある石の番号なんてまっっっっっっっっっったく見えない。
これはトライ&エラーで覚えゲーだと再認識した。
きっとボルダリングという競技は、フロムが作った。
俺の指はカマキリ
石を指で固定しすぎて前腕が筋肉痛になり、曲がった状態で固定された。
その姿は蟷螂拳の構えのように魂を刈り取る形をしていたに違いない。
私は筋トレを最低週4でしている。主な内容はBIG3を中心にしており、運動をしていない人よりは自身があった。
しかし、前腕の筋トレをしていないことに気が付く。
筋トレは特定の部位に効果的に刺激を与えるように工夫する。特に物を持つという行為がかなりの頻度で出てくるので、握力を使わないようにパワーグリップなどを使用して握力を温存する。そうしないと前腕という小さな筋肉が先に疲労してしまい、刺激を与えたい大きな筋肉の筋トレができない。
つまり、私の筋トレはボルダリングにおいて効果はなかった。
それどころか、無駄に肥大し体積が増えた筋肉のせいで行動が制限されている気さえした。
感想
正直、ものすごく悔しかった。
絶対にリベンジする。
失敗するたびに人間性を犠牲にして成長していきたい所存であります。
おそらく、ボルダリングがまともにできるころには亡者になっているだろうが気にしないでくれ。