ありがとう本郷奏多

macco
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さっきツイッターで流れてきて、何気なく見た動画の本郷奏多が面白かった。

内容は、本郷奏多作詞作曲のポケモンの主題歌を友人であるプロの音楽家に編曲依頼し、歌をレコーディングする、というもの。

注目すべきは、これは本郷奏多が勝手に作った、しかも架空のポケモン映画(タイトルは『ポケットモンスター・ギャラクシーフレイム』という)の主題歌であるというところ。

(ちなみにこの架空の主題歌、プロの手にかかったこともあるのだろうけど、曲も詞もしっかりと良いし本郷奏多の歌も上手で完成度が高い)

勝手に作った、って。なんて純粋な愛なんだろう…。それってものづくりの基本ではないですか?勝手に作る。私が完全に見失っていたもののひとつだった。(他に何を見失っているかはまだわからない)

依頼される仕事に、求められる作品に振り回されて、知らず知らずの内に人にウケることが使命だと勘違いしていたような気がする。それを「誰かが喜んでくれる」みたいなきれいな言葉で言い換えていた気がする。集中できずに浮足立っていたのはそのせいもあるのだろうな。なんかショックだ…。

純粋な愛を放つ本郷奏多が眩しい。

@macco
イラストレーター。趣味はピアノと阪神タイガース。犬のガブちゃんを愛する。maccomac.com