NetflixでMIU404を観てる。後半話に連続性がはっきり出てきてからはわりと立て続けに。毎回脚本とキャラ造形がうますぎてほぇーとなっている間に終わる。あと3話くらいかな？
私は構造的に面白いものが好きでMIU404はハイキュー!!と同じ引き出しに入ってる。風呂敷をどこまで畳むのか恐々としながら終わりを楽しみにしています。検索でMIU404と入れると「MIU404 最終回 意味がわからない」と出るので今のところとても楽しみ。
8話を見終わって、伊吹藍もまた失った者になってしまった、彼の恩師がただのオブザーバーではなく彼に喪失を与える役割の人物だったことにちょっとがっかりした。私は伏線が全部回収されたり風呂敷が綺麗に畳まれるのを異様に忌避するところがあり、日常生活で伏線が全部回収されることなんてないと思っているからで、それをされると一気に急激に作品世界が小さくなるのにがっかりするというか、作品はここまでですよ、線引きされた気がしてとても残念な気持ちになる。だから作品にどんどん余計なものが出てきてほしいし回収されないで放置されてほしい。
RPGも序盤から中盤くらいまでが一番楽しいのと似ている。これから話が広がりますよ、世界は広いですよ、と提示されるくらいのところが一番好きで、だからRPGをクリアしたことほとんどないんじゃないかな？
それはそれとして
伊吹藍まで失った者になってしまい、志摩一未と共依存になってしまったことに、これが関係性の作り方と萌えを熟知したものの技！と戦きつつも、そうじゃねえー！感が否めず家族に不満をぶちまけてしまった。男二人が傷を嘗めあう構図に需要があるのはわかるよ…でもあの伊吹藍の陽キャのサイコパスじみたとこが良かったんじゃん…ていうかたぶんどっちも根が暗いから共依存にしちゃダメだよ…
というわけであと3話で何が起きるのか楽しみです。ここまで丁寧に積んできてどうしたらサジェストに「意味がわからない」が出てくるのか。