朝、NHKでモデルの冨永愛さんのインタビューを見た。
最近の冨永さんといえば、私はドラマ・大奥での凛としたかっこいい佇まいを思い出す。きっと着物も彼女の身長にあわせて誂えたのだろう。ステキだった。
インタビューでは、モデルとして全盛期とされる時期に出産し、一時的にハイブランドのショーから遠ざかっていたときの話をしていた。当時、モデル業界は若さが重視されていて、それに反旗を翻したいと自分の内面を磨くことに取り組んできたそうだ。トップをとりたいから。かっこよい。
こんにち、多様性を重視するムーブメントがあるなかで、モデルの世界でも年齢を意識しなくなってきたそうだが、どの業界もキャリアに関しては似たような問題があるのだなと実感した。
素人考えでいうと、デザイナーには長年のキャリアが重視されるだろう。ならばモデルだって年齢よりもファッションを着こなせるかのキャリアが大事そうではある。でも、そうではない一面もあった。
若すぎる
歳をとりすぎている
そのときそのときで矛盾をはらみながら語られる年齢とキャリアの話。きっと、言ってる側もたいした根拠はなく、なんとなくなのかもしれないな。(それで見失ってきたこともたくさんありそうだ)