子どもの受験休みを使って、ワーケションをやろうと思いたち、家族でケアンズにやってきた。
金曜日の夜の飛行機。羽田から。海外は新婚旅行以来14年ぶりだ。息子は初めて。YouTubeの旅行チャンネルに感化されて「ビジネス乗ってみたい」なんていう。
羽田空港の第3ターミナルは、1度だけ遊びに来たことがある。出発の3時間前に着き、自動チェックインと荷物の登録のスムーズさに(パスポートを読み込ませるだけ)びっくりした。その後、航空会社のカウンターで荷物を預けるのに30分並ぶ。お客さんは7割がオーストラリアに帰る人たちと思われた。
スノーボードらしき荷物もある。ニセコで滑ってきたのかな〜。
みんな荷物大きいのなんでなん??
航空会社(ヴァージン・オーストラリア)のサイトを見ていたところ、スーツケースの周囲は合計140センチとあったのだけど(日本発着便は158センチまで)?どういうこと??見間違え?
まぁいいや。
無事に手続きを済ませて、いざ出国審査!「水を持ち込んではいけない」とのことで、あわてて持ってきていた水を飲む夫と息子。無理やり飲んだのに、出国審査の手前で水を捨てる場所がありましたw
出国審査は時間がかかるもの、と思っていたのですが、パスポートを読み取り、持ち込み荷物の確認と、ゲートをくぐって大の字にポーズを撮ってチェックして終わり。デジタル化すごい。
出国審査を通った先は、日本ではない海外ではない不思議な雰囲気を感じました。ちょうどJALのホノルル便が70周年らしくて、記者発表のようなことをやってました。トランジットホテルの入口とか気になる〜。
フードコートでそれぞれ好きなもの食べて。40分前に搭乗口に向かいます。羽田の国際線ターミナルはまだまだ新しくて、近未来な感じ。
目の前にすわる、オーストラリアに帰るファミリーの軽装(Tシャツ短パン)に感化され、思わず自分たちも着替えました。
さて、乗り込んで出発です!
思っていたよりは足元に余裕のある座席に親子で並んで座りました。外には、暗闇の中にたくさんの飛行機。滑走路には、いろんな色のランプ。機内も明かりが消え、暗くなります。言ってる英語はまったくわからないですが、長らく滑走路を走りぐいっとスピードが上がり「TAKEOFF」の声とともに期待が浮き上がった瞬間はとてもかっこよかったなぁ。
1時間おきに目が覚めるのを何回か繰り返す。息子は寝相が悪いのだけど、座っていても頭突されたり脚蹴られたりすごかった。座っても寝相は悪い。
3時半くらいですかね。息子も目が覚めて、彼は前もってダウンロードしていたネトフリのハイキューを見てました。私は彼越しに窓をぼんやりと眺めて、横目で城西戦を見ると。すると、窓の外でピカッと光る。カミナリ雲の中にいる。次第に左側の空が明るくなっているのが反対側の窓からわかり、夜と朝の境目を移動しているのがひたすら不思議でした。
息子がなぜかアプリを入れていて、高度と方向がわかる。真南に向かってます。
ゆっくりと高度が下がり始め、陸地が見えてくる。ハート型の島を見つけて、これがグレートバリアリーフ?と思ったけど、違うみたい。
機内、大変だったのは入国カードを書くことです。なにせ、滞在先の住所はスマホの中にあって、電波が入らないわからない。もしかしてと思ってエアビーのアプリを開くと、キャッシュが残っていた!(再び閉じるともう確認できなくなった)
さて入国手続。こちらも、パスポートを読み込ませて顔の認証を終えて完了。息子だけはパスポートの読み込みがうまくいかず、対面で入国審査を行ってました。未成年だから?
ちなみに、オーストラリアへ旅行するときはTASというVISA的なものを申請します。カクニンなかったのだけど、パスポートチェックと紐づいているのかなぁ。なぞ。
続いては税関。
機内で「オーストラリアの固有の種を守るために持ち込んではいけないものがあります!必ず申告しましょう」とアナウンス(日本語)があるほどに、オーストラリアへの持ち込みは厳しい。
入国カードにチェックリストがあるのですが、「疑わしいものはすべて申告しましょう」の注意書きに従い、申告します列に並びました。
預け荷物受け取りのあとなので、わざわざトランクから麦茶パックと粉末のお茶を取り出して列に並んだんですよね〜。ケアンズ暑いから、麦茶作って飲もうと思ってたんです。入国カードに植物や穀物に関連するものを持ってる人は申告しましょうとあったので、麦茶穀物だものなぁと。
そうしたら、申告したい物が入っているカバンごとチェックする仕組みでした。わざわざ取り出す必要なかったんだなぁ。
ちなみに、麦茶と緑茶は問題なしでした。肉とかはダメね。
ケアンズへ行くには、成田関空からのジェットスターか、羽田からのヴァージン・オーストラリアが直行便です。
どれも、ケアンズ空港には早朝に着きます。空港から車で20分くらいで市街地にいけます。
私たちは、前もって買ってダウンロードしていたe-SIMの設定を空港のWi-Fiを使って設定し、空港のカフェなどでゆっくりしたのち、Uberでケアンズセントラルへ向かいました。