夫婦共働きのキャリアを志向する人が増える中で、キャリア形成を自分だけではなく夫婦で考える動きが広がってきた。夫婦間のキャリアについての話し合いが女性の昇進意欲とも関係するとの調査結果も出ており、人材育成の一環として経営学の研究者や企業からの注目が集まっている。
これって、共働きが増えたことによるものかなと思った。
昔ながらの「夫は会社員、妻は専業主婦」という考え方だと、夫のキャリアだけ考えればいいけど、いまはそうじゃないよねっていうことなんだろな。
また、
キャリアを自分一人のものではなく、家族で高めていくものとみなす「ファミリーキャリア」の概念を英コンサルティング企業20ファーストの最高経営責任者(CEO)アビバ・ウィッテンバーグ=コックス氏が提唱。18年には米ハーバード・ビジネス・レビューに掲載された。
とあって、
今後、企業側も従業員のパートナーも気にしたりするようになるのかな。と思ったら、サントリー社の話もあった。
その中でも、「思考のワンオペに」というワードはなるほどなーと思った。
自分のキャリア自体も夫婦で相談せずに1人で背負う状態。
育児に向き合いづらい状態に近いように感じた。
また、仏ビジネススクールのINSEAD(インシアード)で組織行動学を研究するジェニファー・ペトリリエリ准教授の話で、
重要なのは「話し合って決めること」だという。「誰が夕食の買い出しをするかという日常レベルの話し合いではなくて、人生において何を成し遂げたいかという深いレベルでの合意形成をしているかどうか」(ペトリリエリ准教授)
会話ではなく、議論するレベルでの話し合い・合意形成が夫婦の仲で必要。いい気付きでした。