きっかけはこれ。
はてブコメントで、色々荒れている。
個人的に気になったのは、当事者にしかわからない事情を汲めず、ケチつけるだけのコメントたち。
内容はともかく、ケチつけるだけのコメントは何も生産性がないなと思う。
足りない部分があるなら、それも補ったコメントになれば、そのコメントを読んだ第三者も学びや気づきがあると思うのだが、ただのケチは、何も産まないコメントで、もともとのコンテンツが可哀想に思う。
また、個人的には、実装の内部や設計などのサービスの内側の話についてケチつけるのは、内部のメンバーだけが許されていると思う。
つまり、
「こんな設計構成じゃ、開発生産性が天保山でっせー(つまり、低いぞー)」
とか、
「おいおい、こんな命名規則で変数定義したら、阪神タイガースの優勝パレードの日に道頓堀飛び込むほどの大混乱でんがなー(つまり、バグりやすいぞー)」
とか、みたいなのは、内輪のサービスに関わるメンバーだけでやるべき。
それ以外のメンバーは結果しか見えないので、往々にして的はずれなコメントになりがち。例えば、ドメインに関する知識や背景とか、どういうメンバーが多いとか、個別具体的な思考や過程は見えないからズレがち。
とくに、設計とかプロセスに近い部分に関しては、そのサービスに関わる組織・メンバーの上で決まるので、外部のコメントはどんなこと言っても、芯を食った意見になりにくい。(これは個人の感覚値。)
今回の DDD やアーキテクチャーに関わるものなんかは、手段や方法でしかないので、正解なんてないんじゃないかなと思っている。
なので、コメントするならば、結果として表出する「サービス」へのコメントの方が有効な気がする。
今回のテックブログだと、「サービス」としては文章そのものであるので、表現や文章構成なんかはコメントしても良いと思っている。あとは、個人の主観によらない客観的に間違った情報・事実は訂正コメントを入れたほうが良いと思っている。(もちろん、言い方や表現は考えるべき。)
人それぞれ、思うことはあると思うけど、より良い世界になるように考えたほうが良いんじゃない。てきとー。