「チケットをご用意いたしました」6年ぶりに見た。この世で一番好きな言葉のひとつ。ちなみに最後に行ったのは2017年のBUMP OF CHICKENのPATHFINDERだし、なんなら今回もBUMPである。もっと他のライブ行けばいいのにね。ライブもフェスも一緒にシュッと行ける友達があまりいない。
---
見たい展示が溜まっていたので六本木へ。21_21の「もじ イメージ Graphic展」から国立新美術館の日展の書部門を回る。
もじ イメージ Graphic展。アジア諸国の文字の成り立ちが興味深く世界地図を眺めながら20分くらい立ち止まってしまった。メインのグラフィックデザイナーの展示も見応えがあったのだけど、ありすぎて後半の方は疲れてサッと見て終えてしまった。もう一回くらい行きたい。最近はグラフィックの表現から離れてしまっているけれど、変わらず好きな自分がいて安心した。
お昼を食べて国立新美術館へ。高校時代の恩師が入選しているので作品を見に来た。作品数が多く見つけるのに苦労したが、無事発見したのでその場で先生に写真を送った。
書道は作品を見ていると元気になれる。単純に美しさに魅了されるのもあるけれど、それ以上に作品を作り上げる根気や熱量が伝わってくるのが好き。今ここに飾られた1枚に辿り着くのに何百枚書いたんだろう?1枚に何時間かけたんだろう?どれくらい練習したらこうなれるんだろう?その果てしない道のりに想いを馳せると自分にもまだまだ出来ることはあるなあと思える。
私はきっとグラフィックデザインも書道も共通してある種の狂気のようなものを見出している。目の前に立ち現れたひとつの作品の裏側を想像し、そこにある膨大なプロセスやその努力に心が動かされているのだと思う。