普段からデジタルツールであらゆる記録を残している。毎日の日記から趣味の記録やストレスだったことまで、玉石混交・清濁合わせという感じだ。初めて作ったページが2019年なので4年ほど記録していることになり、4年続けているとこうした方がいいなという感覚が掴めてくる。
記録し続けて気付いたことの1つは「ストレスが溜まっている時はストレス起点の行動をしすぎている」ということだ。私の場合、人間関係でストレスが溜まるとその人のページがどんどん増えていく。ページ一覧が1人に関するページで埋まるのだ。こんなにイライラしてたのかと苦笑いしつつ、気分を切り替える場は整った。あとは他のページを増やせばいいのである。新しいページを増やして、ページ一覧からストレス関連のページをなるべく古くなるように追いやっていく。
心の状態をページ数で測ることができるというのは具体的でわかりやすい。イライラしてないと自覚していてもストレスにまみれたページ一覧を見ればイライラ起点の行動になっているとわかる。新しいページを増やしていくという行動も「気分を切り替える」に比べたら具体的で意識しやすい。そして結果もわかりやすい。ページ一覧を見れば自分が新しいページを作って気分を切り替えようとした形跡が残るのだ。ネガティブな感情の時はポジティブ、あるいはニュートラルなページを1つずつ増やしていく。小さな切り替えを積み重ねていくことで少しずつ抜け出せるようになっていく。