
技術者は、自分の技術が現場を変えるという思いで働く。入社間もない頃に2種類の技術者が居ると聞いて、それは長い年月を掛けて意味を分かり始めた。
1)技術はシーズである
2)技術はニーズである
1)の技術者は最新の成果を現場に使わせて楽にしていく。例えばamazonの倉庫などはこれだろう。だがあそこに働く人に、自主的に何かを変えようという余地はあるのだろうか?大抵の場合、非常に高額になるが製品を買えば良い。
2)の技術者は現場が何をやりたいのか、聞いて試して失敗して自分たちで仕組みを変えていく。時間は掛かるが、コストはそれほど掛からない。但しメンテナンスには人件費が掛かるので、大規模な仕組みには向いていない。