月亮出了的时间

麻花兒
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今天是冷。我想去坐公共汽车。

我不想骑自行车。

と思ってバスに乗ってお世話になってるギャラリーに、会期今日までの写真展を見に行った。

王露さんの写真は急激に変わっていく都市のなか原風景を思い出すことすら忘れてしまう過去へのむなしさの狭間に家族がかわっていく様が表された写真で、なんだか体育座りしたくなるような胸が静かに締め付けられる感覚になった。

中国山西省出身の王露さんの展示には、普段あまり見かけない中国語圏のお客さんも結構来ていて、なんと驚くことに会話が少し聞き取れるようになっていた。台北に行って自分の現在の語学力を思い知って(頑張って喋ってみるものの相手の言ってることがほとんど聞き取れずしまいには英語で会話する次第でとても悔しかった!)また気を引き締めて勉強を始めてたところだったけどちょっと嬉しかったしもしかしたら台北の人たちの訛りみたいなものに慣れていなかったのかもしれない、とも思った。

王露さんは東京の大学で写真を学んで現在も東京在住とのことで日本語で話しかけてくれて少しお話しした。私が着てたダウンジャケットが中国のブランドのものだったのでちょっと盛り上がった。中国語で何か伝えたい!とちょっと身構えてしまったけどとても優しかったし、王露さんもこのギャラリーにくるひとたちのあたたかさを感じていたような、そういう会話だった。

SNSとしての改悪具合にいい加減うんざりしてしまっているのと勉強に集中するためにTwitterを一旦離れて小红书とかを使い始めたりしてたけど(てかOCLだけが並んでて周りもOCLで溢れるような牧歌的なSNSをやりたかった)王露さんのアカウントも見つけて、福岡での展示への思いとかが綴られているのを見てなんだかあたたかくて嬉しい気持ちになった。

最近の全部が繋がってるような日だった。

ギャラリーを出る頃、外は暗くなりはじめていて月が出ていた。