武蔵小杉(といいつつ雰囲気は武蔵小金井)の街のかたすみ、ややスラムっぽい雰囲気の下り坂をおりていくと、野良の鶏や動物がたくさんウロウロしている。
さらにおりると、そこには豊かな水源があり、こんこんと清らかな水が噴き出していた。男の人が汲みにきていて、その場で飲んでニコニコしたりもしてた。
街自体は戦後みたいな、なにもかも茶色で建物なんかも傾いてて、本屋の本なんか日に焼けすぎて表紙も殆どわからないような有り様。全体的にボロい。
それでも店員らは「閉店セールだ」と賑やかに声をはりあげていた。
高級な飲食店で母と姉とマリコさんとあと一人若い女性と会食をしている。何回忌みたいな感じだった。上品やシャンパンを1本開けてみんなで分けて飲んでいた。わたしはアルコールが久しぶりすぎて、ほんの少しなのにほっぺが赤くなっていた。
私はみんなに水を配っていたけど「◯◯ちゃんコップがないから取ってくるね」というと、マリコさんが「◯◯ちゃんだけお水あげないの!?ひどいじゃない、お水あげてよ!!」と連呼するので「だからコップを持ってくるんでしょ」というも通じない。
なんとか大きめの湯呑みをみつけてお水をあげるも、マリコさんはまだブツブツいっていた。
会計のころになると私以外は酔っ払っていて、母は「ハラガヘッタヨーハラガヘッタヨー」と連呼していた。
私は早く帰りたかったので、姉に二次会を任せることにして席をたった(と同時に目が覚めた)
編み物をしてる。くいくいと編み棒を10回ほどくぐらせると、もう服の袖あたりが出来上がっていて「こんなに早いなら案外できるかも!」と喜んでいた。