もし今日、わたしが死んだら。
家族はわたしの荷物を処分しないといけなくなる日が来る。
そう考えると、物はなるべく少ない方がいい。
もし今日、わたしが死んだら。
あの人にプレゼントした物たちは捨てにくいものになってしまう。
だからわたしが生きているうちに、もう使わないな、いらないなと思ったら処分してかまわない。
物たちは自分で動けない。
じっとそこで待っているだけ。
いつか売るために残しているのなら、さっさと売るべきだし、
いつか売ろうと思って使っているのなら、なんか違う気がする。
物は、使うためにある。消費されるためにある。減価するものである。
だからもういらないなと思ったら、捨てていい。
使うことで十分わたしたちは得したのだから。
これ以上利益を得ようとするのは、なんかガメツイ。
我らが日本の焼却でお焚き上げしてもらおう。
火は罪悪感や悲しみを燃やしてくれる。
「今までありがとう」の気持ちだけ残して、
灰はわたしたちを支える道となるのだ。