こちらはFediverse Advent Calendar 2024の22日目の記事です。猫が亡くなったときの話なので、湿っぽいのでも平気な方はどうぞ。
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2024年10月20日、15年半一緒に暮らしてきた愛猫・うりさんが亡くなった。
8月の末に体調を崩し、あっという間に悪化しながらもなんとか持ち直して1か月半ふんばり、持てる体力を大好きな散歩に使いきって、静かに枯れるように逝ってしまった。
私にとっては初めての猫の看取りであり、また初めての家族の看取りだったので、心の持ちようがいちばんの悩みだった。そんなとき、同じように動物の家族を看取った人たちの投稿がとても支えになった。そして、見ず知らずの私でも読める場所にこのような貴重な体験を置いておいてもらえることがとてもありがたかった。
他のSNSなら書かなかったかもしれないが、ここはFediverseだ。読む／読まないを自分の判断で決めてくれる人たちが多く集う場所だ。私は読み手の人たちを信頼して、思ったまま、悩んだまま、悲しんだままを書くことにした。公開で書くことも、鍵をかけて小声にすることも、その時の気分で選んだ。自由な猫に最後まで付き添うのだから、私も自由でいたかった。
ありがたいことに、みんな静かに見守ってくれた。看取りのあと、猫の写真など一枚も上げられず湿っぽいことばかり言っているときも、星やリアクションでそっと励ましてもらえた。この場所で、思ったことを綴れてよかった。
10月20日以降、私のアカウントのメディア欄はほとんど動いていない。猫の写真に至っては0枚だ。もう猫アカウントではなくなってしまったのだけど、なんとなくでいいから今後もお付き合いいただけるとうれしい。これを読んでくださるあなたの自由を信じて、私も好きなことを書き続けるから。