「セキュアベース・リーダーシップ」を読みました
イベントに参加して資料の中にちょくちょく出てきていた「セキュアベース・リーダーシップ」。積読していましたが気になって読んでみました。
本書の中で「セキュアベース」とは以下のように定義されています
守られているという感覚と安心感を与え、思いやりを示すのと同時に、ものごとに挑み、冒険し、リスクをとり、挑戦を求める意欲とエネルギーの源となる人物、場所あるいは目的や目標
またセキュアベース・リーダーシップはロック・クライミングのビレイに例えられていました。分かりやすかったのでこちらも引用。
登っている岩面上のアンカーにロープが通され、岩面を登るクライマーは、ロープの一端に結び付けられる。ビレイを行うビレイヤーは、腰に装着したハーネスと呼ばれる安全ベルトに取り付けられた特殊な用具を使ってロープのもう一端を持ち、クライマーが十分に動けるが、大きく墜落することのない緩みを保つ。クライマーが上に登っていくあいだ、ビレイヤーは注意してクライマーを見守り、必要に応じて緩みを調節する。
自分にとっての「セキュアベース」
自分にとってのセキュアベースは何か。人、経験、目標など、様々洗い出してみました。洗い出してみての特徴を自分なりのメモ📝
人
1人の人間として接してくれている
私自身よりも私を信じてくれている、評価してくれている
絶対に味方でいてくれると感じさせてくれる
良いところを見つけるのが上手、未来に視点を向かせてくれる
経験
できないかもと思っていたことができた
やってみたら意外とできた
相手の期待に応えられた
目標
達成されたら〇〇さんも喜んでくれそう
達成されたら、絶対に世の中良くなる(少なくとも良い影響は与えられる)
これが、本書の中で出てくるセキュアベース・リーダーの特性ともかなり一致しました。
冷静でいる
人として受け入れる
可能性を見通す
傾聴し、質問する
力強いメッセージを発信する
プラス面にフォーカスする
リスクをとるように促す
内発的動機で動かす
いつでも話せることを示す
(セキュアベースの定義に沿って洗い出したのでそりゃそうかとも思ったり。)
「人として受け入れる」「いつでも話せることを示す」
明日から即実行できるイメージがついた&個人の経験からも重要度が高かったので、特性の中でもこの2つは意識したいところ。
一緒に働いている方がどんな人なのか、特性、過去の経験、指向性などもっと知りたいなと。また「ちょっといいですか」が言いやすい、実際に話をしていなくてもいつでも話せると思われている状態でありたいなと。