GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代
こちらを読んで感じたことの感想を自分の備忘録として。
前提情報として
「ギバー(人に惜しみなく与える人)」
「テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)」
「マッチャー(損得のバランスを考える人)」
最も成功するのはどのタイプなのかというお話。結論、最も成功しているのはギバー、一方で最も成功していないのもギバー。その差はどこにあるのかといった内容です。
共通点、共感からの自分事化
印象に残ったうちの1つに、マッチャーもテイカーもギバーのような行動をとる場合があること。そしてそれが、共通点を見つけて自己同一化した他者に対してだったということ。やっぱり、共通点や共感って強いな〜と思う。そして、それが名前、出身など外部的なものではなく、価値観や思考パターンなど内面的なものである方がより強固になるのかなと。
ギバーが集まる組織やコミュニティは、共通の価値観や思考があって自己同一化、自分事化されている人が多いのではと。だからこそ、普段はマッチャーやテイカーの人もこの組織ではギバーであろうとするということが発生するのかなと。
自分が大事にしたいと思う人との関係では、多くの人がギバーの行動をとるはず。それは自分事化しているのではという思考に至った。相手が悲しいと自分も悲しい、相手が嬉しいと自分も嬉しい、みたいな。結局他者という名の、自己同一化した自分に与えているようにも思う。
ギバーでありたいと思うなら、その相手や組織と共通点を見つける、共感することで自分がマッチャーやテイカーであっても行動を変えられるのかなと。