転職活動を大きなきっかけとして、自分のキャリアパスについて真剣に考える1〜2ヶ月だった。つまり、どうやってこの業界で生き残って、上のレベルに登って、面白い仕事をやっていくのかということを考えていた。
どうやらそうやって考えてきたことは無駄ではなかったらしく、転職活動自体はスムーズに決着した。リファラルで内情がある程度聞けた3社に応募して、2社に内定した。ありがたい話。
正直、キャリアをどうしていくかは去年の年始の時点ではまともに考えてもいなかった。それでも、転職を決意する出来事があってから自分なりに考えて、それを受け入れてもらえたということらしいので、人間やれば出来るんやなという感じだ。
考えるとっかかりとしては、自分の原点というか「僕は何をしたかったんだっけ」というところから始めた。自分が人生を賭して成し遂げたいことは何?その後に自分の持ち札を並べて、そのゴールに向かってどういうルートを辿るのが筋がいいのかを考えてみた。
自分のスキル的には、良く言えばオールラウンダー、悪く言えば器用貧乏な方で、公にできる実績が微妙に頼りない感じもしていた。けど、それをどうやって使っていくつもりなのかは答えをある程度用意できていたので、堂々と話せたし、それが印象良かったらしい。いやあ、前準備って大事なんですねえ。
自分の原点のことをちゃんと思い出すことで、どうして自分が転職したいと感じたのか、転職するべきなのか、についても理屈がつけられたので、それも良かった。僕は割とありふれた凡人なので、直感を論理で補強するタイプなんですよね。(たまに理詰めマシーンみたいに言われるけど)
もうすぐしたら、桜が散る頃にはもう、ガラッと環境が変わることになるけど、自分が立てた灯台の光を見失わずに走っていきたいと思う、今日この頃なのでした。
おわり。