今日の夕飯は自家製の餃子だった。
餃子といえば、我が家(実家)では土曜日のメニューだった。
一気に大量につくれるし、肉も野菜も摂れるし、餃子包むのをやりたがる子供(私)もいるし、家族全員の食卓としては便利だったのだろう。
お肉には最初に何も入れずに下味で醤油を入れて軽く混ぜておくのがよい。
白菜は細かく刻んで塩をまぶす。しばらく置いたら水気をしっかり絞ってお肉に混ぜるのだけど、この絞るのが大変。
ニラも細かく刻む。
肉よりも野菜の量の方が多いので混ぜるのが大変だけど、しっかりまぜるとだんだん肉と野菜が一体になっていく。がんばって、ちょっと白っぽくなるまで練り続ける。
醤油、ニンニク、生姜、胡椒、ごま油をいれる。ごま油を入れた後ははやく包まないと香りが飛んでしまう気がした。
餃子を包むにはバランスが必要。皮を全部使い切るように、餡を余らせないように。ちょうどの塩梅で包み終えた時は、大勝利だ。
ホットプレートに並べて焼いていく。蒸して、軽く油を入れてひっくり返すと、綺麗な色のおこげができている。片栗粉を少し溶いた水を入れて蒸すという方法もあったな。そうすると、綺麗な羽ができる。
焼けるまでにはニチレイのフカヒレスープを作る。卵たっぷりが美味しい。冷蔵庫に残っている野菜も入れておく。
お父さんの食卓の近くにはラー油を置いておかないといけない。なんでわざわざ辛いものを入れるのか、全然わからなかったな。餃子の日はいつもビール飲んでたけど、それもなんでなのかよく分かってなかった。
出来上がって食べ始める頃にはセーラームーンが始まる。熱々で口の中を怪我しないように食べないといけない。
土曜日は餃子の日。
そんなことを思い出した、今日の食卓でした。