渋谷の活版印刷屋さんと電話した日のこと

mana_midyou
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私の中には「職人」さんに対する憧れと、尊敬がある。

得意なものや専門性があって、それを生業としているところがとてもかっこいいのだ。家業であったとしても、そのバックグラウンドや歴史含めて、素敵だ。

いま、名刺デザインのご用命をいただいて鋭意制作なのだが、活版印刷屋さんとのやりとりが楽しい。

何が特に楽しいかというと、プロの見ている「視点」を知ることができること。私が見えないものが、相手にとっては見えているから。

その「視点交換」をするような対話に、わくわくする。

そんな対話を重ねていくと、あるときその視点を持っている「個人」への興味が湧いてくる。どんな人なのか、何を考えているのか?

私が知りたい、と思ったときは、会いにいく。

その場所や、人の空気に触れてみる。

そういう出会いや場所が1つずつ増えていくことがうれしい。

出会いが、次につながることがうれしい。

個人でお仕事するようになって、私の周りには「職人さん」で溢れていることに気づいた。

たとえお金を稼ぐ手段にしていなくても、相手を想って磨いてきたスキルや知識や行動の裏には、必ずその人にしかない「視点」がある。

名刺の完成も、印刷屋さんへの訪問も、楽しみで仕方がない今日。

寒さが和らぎ、暖かい日差しから春の予感がしてきた。

@mana_midyou
まにゃ(twitter.com/mana_midyou/)のB面アカウント。夜中の気づきをそっとしたためます。 普段は「対話とデザイン」を軸に、フリーランスでWebデザイン、ブランディング、個人コーチング、コミュニティ運営、人材育成をしています。元会社員(ANA15年✈️)で2児の母。千葉県柏市出身。 ホームページ:midyou.jp