1998年4月、大学に入ってすぐインターネットの世界と出会った。
学校の端末はUNIXで、ブラウザはNetscape。ページを開くのにものすごく時間がかかった気がする。
でも、インターネットを使う目的のほとんどはメールの送受信だった。入学してできた新しい友人や先輩などとのどうでもいいメールのやり取りが楽しかった。インスタントメッセージレベルで送り合っていたこともあった。
そのうち、「phone」というUNIXコマンドを使ったり（ただし、相手もログイン中であることが条件だったかと）、個人PCはWindowsだったので「ICQ」を利用したりして、リアルタイムコミュニケーションを取れるようになった。
いま、スマホを手に入れたわが子が、とりつかれたようにLINEを使い続けているのを見て、いつも顔をしかめているけど、なんだ、自分も同じじゃないかと思った。