支援ってむずかしい

まなさす
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北陸応援割がはじまるらしい。3月から4月くらいに。

……えっ。

金沢にも富山にも旅行に行ったことがあって、氷見や能登もいつか行こうと思っていた。金沢でも富山でも海鮮を食べたがとても美味だったし、何度でも行きたいと思ってる。金沢の兼六園も好きだし、私が行った時は二十一世紀美術館はおやすみだったからまた行きたいし、富山の路面電車も、日本海も、すっごい綺麗な図書館も、また何度でも行きたいと思う。富山の運河の遊覧船も冬は運休なのでいつかあたたかい時期に行きたいと思ってる。だから、行きたい気持ちはある。

でも、ニュースを見た限り、2ヶ月で観光客を受け入れられる状態にならないように思うのだ。私は被災地域の住人ではないからニュース以上のことはわからない。土木のことも建築のこともわからないから、どのくらい直すのにかかるのかもわからない。でも、『4m隆起したので港に水が入らなくなってしまった』という状態の港は、2ヶ月でなおるものなのだろうか?のとじま水族館も21日にフンボルトペンギンを他へ移送してたが、3月までになおるのだろうか?

行きたい気持ちはある。応援したい気持ちもある。だけど、被災地が万全かわからない状態で旅行にきて!といわれても、『だいじょうぶ?ほんとうに?もう元気になってる?無理してない?』って思ってしまう。ほんとうに、ほんとうに3月に行って、大丈夫なのだろうか。

だけど、やっぱり、応援をしたい気持ちはある。だから、自分なりに考えて、自分が納得できる方法で、応援しようと思う。あと当事者の人たちが『こういう支援が嬉しい!』みたいな声はどんどん発信してほしいなと思う。当事者の声が1番信用できる。

魚も食べるし、酒も飲むし、のとじま水族館もなおったらいきます!!なので、北陸が無理せず、しっかり、生活を再建できますように。そして、国の支援が、北陸の人たちにとって、よいものだった、という結果となりますように。