結婚とかなんとか

まなさす
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傲慢と善良という本を読んだ。買ったきっかけはわからないが、婚活とか結婚とかなんとかって感じの本。結末が気になる感じだったので最後まで読んだが、婚活も結婚も女も怖いな、と思う本だった。個人的には気が重い本なのであんまりおすすめしない。

この本の中に婚活はヴィジョンが見えてる人間が早いみたいな話がある。まあ、婚活でも仕事でもそうだろうなと思う。ヴィジョンが見えてる人間は強い。

私も結婚する気があるならそろそろ婚活しないとヤバいんじゃないって年齢で、同世代も先輩たちもまばらに婚活市場に進出していった。ちょっとだけ真剣に結婚するか考えてみる。

ないな!と思う。人と生きるイメージが全くない。1ミリも湧かない。というかぶっちゃけいうと2度ほど同棲していたのだが、正直、ずっと人といないといけないことがこの上なくつらい。いけるかもしれんとして想像できるラインが『パートナーとなる人が外勤務で、平日も週に2回くらいは帰りが遅くて晩御飯もいらなくて、土日もどちらかは外に出たいタイプ』とかじゃないと厳しい。

そもそも私は同じメニューを連続で食べるタイプなので、『同じメニューの連続に耐えてくれる』時点でだいぶ絞り込まれるらしい。一応弁明しておくが、私の親は毎日違うメニューを作っていた。私『朝昼晩パスタでいい』っていっても、『ダメ!!!』って言ってくれていた。なので親の育て方が悪いわけではない。それだけは弁明したい。ただただ『日常の食事なんて、肉か魚と野菜を煮込んだスープで良い。味つけはコンソメとウェイパーと本だしのローテで良い。』と、私が本気で思っているだけで、それ以上食事に手間をかけることに耐えられないのだ。私が究極のめんどくさがりに育ってしまっただけなのだ。

まあそんなわけで、結婚なんて無理だなあ、と思った。無理っていうか、想像できん。婚活しても、たぶん、本の中と同じで『ピンとこない』の連続で終わりそう。というか、結婚して、何がしたい、みたいなのがないんだよな。こども、苦手だし。将来の不安とかはちょっとあるけど、まあ、自分ひとり分くらいなら、なんとかなるんじゃないかなあ、と思う。私が老人になる頃には、生涯未婚の孤独死はもっと社会課題になるだろうし(それはそれでどうかと思うけど)。

まあ、もしかしたら5年後に結婚したいとかいうかもしれないが。ないだろうなあ、と思いながら、とりあえず傲慢と善良をブクログに登録をするなどする。