虚弱に生きるという本で『面前DV』という言葉を知り、色々考えていた。
私の根深いメンヘラは家庭環境のせいなのではないかと。HSPも、家庭環境のせいなのではないかと。おそらくそうである。
母は結構沸点が低くヒステリックである。母にぶん投げられ壊れたものの数は覚えていないが、まあとりあえずそういうタイプである。酔ったらとかではなく、なんかよくわかんないことでブチギレる。父にキレた後に私にも『お母さん居なくなった方がいいよねえ!?』とか言い出す。
なので私もキレていいし不機嫌でいてもいいものだと思っていた。キレない方がいいしご機嫌な方がいいと確信したのは31歳、この動画を見ていた時である。いや、薄々気づいてはいたが、気づかないフリをしていた。
土曜に元同僚に『社長、真面目な顔してるのはわかるんだけど、不機嫌そうに見える。その顔でオフィスの中央にいるから、空気が重く感じる』って話をした。そして転職してった同僚は『今の会社の社長すっごい明るくて、社長見てるとがんばろって思うからわかる!!』って言われた。その話を思い出して、今日この動画を見た。つながった。『私も友人の会社の社長みたいになった方がみんなハッピーかも!!』と思った。
ちなみに動画内にも『無理にポジティブに考えることは良くない』とあるので無理にポジティブにする必要はない。ポジティブとご機嫌は違うのだ。私は以前無理にポジティブに居ようとしてヤバいことになったことがあるので、無理なポジティブは本当にやめた方がいい。じゃあどうしたらいいのかは動画をぜひ見て欲しい、2人ともからっとしてて聞いてて楽しいので。
それはさておき私のメンヘラの話だ!まあ親に目の前で母ちゃんいなくなった方がいいよねえ!?とかキレられ、アンタのためにまだ家におるんやでとか言われていたら『自分は生まれてこない方が良かった存在ないんだ』と思うのもさほど不思議ではない。そして『母から肯定されて育ったのに自己肯定感がズンドコ低いという謎の歪みを持つ中2から希死念慮を持ち続けているメンヘラ』が爆誕するのである。母は基本私に肯定的である。ただ母も根がネガティブなので言葉の随所が地味にちくちく言葉なのである。母がそんな感じなので褒め言葉を受け取れないのも当然なのである、褒めてくれる人間が『アンタなんかいなければ』みたいなこと言ってくる環境で育ったんだから。
そして母の発火点はよくわかんないので私がHSPになるのも当然なのである。味覚・嗅覚が鋭敏なことを考えると脳の神経系の過敏さはあると思うが、人の顔色をものすごい伺ってしまうのは『キレた人間は発火する』『人は些細なことでキレる』と思っているからだと思う、実際自分も些細なことでキレる人間だし、今も結構沸点は低いと思う。ただ私は黙って離れるようにしているが。
そんなわけで私の長年の希死念慮も情緒不安定も母のせいじゃん!!!ということに気づいたという話。鬱気質は遺伝しやすいという話を聞いて自分の情緒不安定も遺伝なのかなと思っていたが、なんか家庭環境のせいだとわかったらすっきりした!
私は母に似て情緒不安定なのだが、幸い父のド左脳気質も受け継いでいる。なので『家庭環境のせいだって原因がわかったなら!私ってどうとでもなるんじゃない!?』という気持ちで溢れている。
虚弱に生きるという本をTLに流してくれた人がいるので面前DVが原因でメンタルヘルスの問題を抱えることができるんだ!?って気づけたので感謝している。正直今まで、母は私を肯定してくれていたのに、なんで私はこんなんなんだろって思い続けていた。父と母が喧嘩した時に母が私にぶん投げた言葉のことも忘れていた。
高校生くらいの頃に『思考する自分が嫌いだ』と言ったことがある。『思考さえしなければ気づくこともなかった、思考して気づいてしまうことが苦しい』と言っていた。でも思考し続けたからこの事実にたどり着くことができたし、この事実にたどり着くことができたから私はこれから対処していける。思考し続けて良かった!
晴れやかな気分だ。このまとまっていない文章をここまで読む人が居るのかわからないけれど、読んでくれた人がいるならありがとう!あなたの人生にも、光がさす日がきますように!