今週のあんぱん。
ついに釜じいが亡くなりました。
大事な息子が小さな子ども達を残して亡くなり、そこから一家の大黒柱としてみんなを見守ってきた釜じい。
戦争が始まりかわいがっていた豪ちゃんも亡くなり、辛そうな顔をしている時間が増えましたね。
でもすごく前向きで、人の気持ちの機微を感じ取り、ヤムさんの心も開きました。
戦争が終わり、孫たちがどんどん人生を歩んでいくうちに、気がつくと釜じいは少し元気がなくなっていました。
最後はみんなに囲まれ、それぞれに声をかけ、よさこいを踊りながら旅立っていきます。
ずっと釜じいを見てきて、特にこの1週間は本当に一生懸命、愚直に生きてきた人の人生を感じたように思います。
人はこうやって生きていくんだなと。
私もこんなふうに生きていきたいな。
こう感じるのは私も人生の後半に差し掛かっているからかなと思います。
以前なら、どちらかというとのぶ達の視点から見ていたような気がしますが、今は釜じいの視点から見ています。
自分がこの先、どうやって生きていくにしても、釜じいのようにどっしりとした人生を送っていきたいです。