私は子どもの頃から文具が好きで、いろいろなものを収集しています。
あまりに文具が好きすぎて、文具店で働くことを夢見るように。
最初に就職した会社は文具・画材専門店でした。
ただ残念ながら、文具ではなく額縁売り場の担当だったので、毎日文具売り場を眺めながら情報収集。
そして10年後、ついに文具担当になりました。
各メーカーのカタログを端から端まで眺めては、文具メーカーの営業担当の方に根掘り葉掘り聞いて、いろいろと仕入れます。
自分が試したいものやいつも使っているノートをお店に並べて、たくさん買ってもらえるように試行錯誤するのはとても楽しい作業です。
とにかく文具ファンを増やすのに一生懸命になっていました。
その後、転職して無印良品の店舗で働き始めてすぐに文具売り場の担当に。
高校生から無印良品の文具を愛用していた私にとって、とてもうれしい仕事でした。
文具担当は約2年でしたが、その間はいかに無印良品の文具の良さを知ってもらうかを考える日々。
今の若い人たちも無印良品の文具を愛用してくれる人が多くて、やりがいがありました。
こうやって振り返ってみると、文具好きが文具を売るのは最強なのでは?と思うのです。
自分にとってはメリットだらけですが、もちろんお店にとってもメリットがあります。
・販売する文具の良い点を言語化できるので効果的に訴求できる
・周りの人に文具の良さを伝えずにはいられないので他のスタッフも文具に詳しくなり接客の質が上がる
この2つのポイントをうまく活用して、たくさんの方に文具の良さを感じてもらうことができました。
好きなものに関わる仕事をするというのは、結果的に自分自身にも会社にも良いことだと思います。
なにより自分が働いている幸せな気持ちになれます。
好きなものがある人はそれに関わる仕事をするのもおすすめです!