広島県では転入してくる人より転出する人の方が多い状況が続いています。
これは転出超過といって、全国では広島県がワースト1。
どんどん人が出て行ってしまうので、いずれは人口が少なくなってしまうのでは…と危機感を持っている人も多くいます。
最近では広島のニュースなとでも特集が組まれることも。
それらの特集を見ていると転出しているのは圧倒的に若い人だそうです。
若い人が多いと聞いて確かに!と思いました。
私の子どもや姪たちは、みんな関西や関東で働いていて、残っている身内は年配の人ばかり。
また、私が以前一緒に働いていた若者たちも転職で広島を巣立っていきました。
子どもの同級生たちもほとんど広島にはいません。
これは問題になるはずだ…と改めて思いました。
若い人たちが広島を出るきっかけは3つあります。
まず進学です。
広島には大学がいくつかありますが、難関大学や専門的な学科のある大学に行きたい人は、やはり関東の大学に行きます。
また広島の高校は国公立大学志向のため、県外の国公立大の受験を積極的にすすめることも要因の一つだと思います。
そして就職で広島を出る人もとても多いです。
大手の企業で働きたい人はもちろん、求人の多さを求めて関東や関西で就職する人がとても多い。
この時点で、私の周りの若い人たちはほとんどいなくなりました。
そして3つ目です。
わずかですが広島の企業に就職した人たちがいます。
その人たちが大阪支社や東京支社に配属されて、引っ越していきました。
どうやっても広島から出ていく流れになっています。
これを食い止めるにはどうしたらいいんだろう。
考えてみても、なかなかいいアイデアが浮かびません、。