今日、8月6日は広島の原爆記念日。
1945年8月6日8時15分、広島に原爆が落とされました。
今年は被爆80年ということで、さまざまなところで広島や長崎のことが取り上げられています。
日本被団協がノーベル平和賞を受賞したこともあり、たくさんの人が関心を持っているというのも伝わってきます。
ただ広島から離れるとそうでもない…というのもよく聞く話です。
広島に住んでいると、毎日、当たり前のように原爆の話題が出ます。
誰かとの会話やテレビでも。
ずっとそれが当たり前だと思わないようにしたいし、多くの人にやっぱり原爆のことを知って欲しいと考えています。
一方で、ただ原爆の悲惨さを伝えるだけでは、もう多くの人の心には届かないなというのも感じました。
多くの人にとっては過去のことだし、広島に住んでいる子どもでも、なかなか自分ごととしてはとらえられません。
私が子供のころには身の回りの年配の人は被爆している人も多かったんです。
でも今はとても少ない。
さらに世界の状況を見ていると、原爆は悲惨だから…というだけでは、説得力もないと言われます。
でも広島に住んでいると、やはりこの日は何かを伝えたい。
機会があれば、ぜひ広島を訪れてみてください。
きっと何か感じてもらえるのではと思います!
