昨日、広島のマツダスタジアムで、ジャイアンツとカープの試合がありました。
カープの先発は九里亜蓮(くりあれん)投手。
今年の開幕投手だったものの、なかなか勝ちに恵まれていません。
おのずと見ている方も、今日こそは勝ちがついて欲しいなと願い、応援にも力が入ります。
試合はジャイアンツに先制されたものの逆転して、九里投手は勝ち投手の権利 を持ってマウンドをおりました。
これは今日こそ勝てるかも!!と思ったのですが、なんと9回が大荒れ。
おそらく選手のみなさんも、今日こそは!と思っていたと思います。
それもあってものすごい緊張感が漂っていました。
そしてエラーで1点入り、ワイルドピッチ、ファーボールと、今までにないくらいの流れに胃が痛くなります…。
でも最後は三振でゲームセット。
みんなの安堵のため息が聞こえたような気がしました。
試合後のヒーローインタビューで、九里投手が涙ぐんでいるのを見て、なかなか1勝できない辛さが伝わってきます。
開幕投手に選ばれるほどの投手で、経験年数も長い中堅の選手。
本人が不調というより、どちらかというと打線の援護に恵まれていなかったという印象だったので、そこまで九里投手は悪くないと思っていました。
それでも私が想像もできないくらい、1勝の重さとプレッシャーに耐えていたんだなと、昨日の九里投手の涙を見て思いました。
これでプレッシャーから解放されて、次の試合でもいつものように素晴らしい投球が見られるのを楽しみにしています!