最近調子が少し上がってきたのもあって、ついついまたサボって絵チャをしてしまっている。今日もフラッと入室してみると、相手は悩み多き年頃の学生さんだった。
筆談していくと、まだ若い学生さんなのにこのご時世で大変苦労している様子。絵を描く人のようだけれども、どちらかというと今時の数字が見えすぎるSNSの影響で承認欲求的なものに囚われている印象だった。現在Ｘアカウントもない私はフォロワーなどもろくにいたことがないので、正直そこまで思いつめるようになってまで続ける意味がわからなかった。
性格的に交流を自然に楽しめないのなら、私のように自給自足する道もあるけれど、誰にも褒められたり感想をもらえない状態に耐えられないのならおすすめはしない。（ちょっと書いてて切なくなってくるんですけど…！ ！）
話を聞いていると、昔の絵描き仲間の友人とどことなく似ていた。「自分は普通に働けない特別な存在だから」と語られても、実力や才能が感じられなければ、ままならない現実から逃避したがっているようにしか見えない。しんどい時に自分が拠り所にしようとする対象が本当の自分の心を教えてくれるのだと思う。友人は専修学校の甘い勧誘の言葉の方を選び、最終的に誰でも名乗れる肩書きを手に入れただけだった。もう長い間連絡もなく所在も不明だ。
もちろん挑戦すること自体は素直にすごいと思う。今は普通に進学しても将来が約束されているわけではないし、私のように履歴書の職歴欄が埋め尽くされて圧縮技を駆使するような大人にはならないようにね…としか言えない( ;∀;)
誰がどうアドバイスしても、最終的に道を決めるのは本人なのである。私のように何度も失敗しまくって住居も変えた結果、運よく今の仕事と環境に納まることができたりということもあるので、毎度毎度失敗して凹みまくりつつ、探していくしかない。
社会人になると嫌なものも一部受け入れてうまくかわしつつやる必要があるって気付くまでが長いと苦労するよね…難癖つけたいばかりに「手が男っぽい」とか業務に1ミリも関係ない事を平気で言ってくる大人がいる社会なので、自衛は大事( ;∀;)
学生さんはバイト収入で親を助けたいとも言っていた。そういう優しい気持ちを持てるのなら、未熟な私などの変なアドバイスなどなくてもしっかり道を選べると思う。ほんのちょっと話をしただけだけど、少し心が軽くなったそうなので、お役に立てて良かった。こんな私もへなちょこで逃避癖があるので人のこと言えないということを忘れてはいけない。
さて最後に、全てに通用するわけじゃないけれど、「こうなのかな～」と思っていることをメモしておこう。
・職場の人間関係のモヤモヤは自宅に持ち帰らない。持ち帰りそうだったら気分転換に馴染みのカフェ等に寄って捨ててくる。
・業務上必要なことで怒られても基本その日だけ。次の日には何事もなかったように振る舞ってデフォルトに戻す。結構そのへんは皆気にしていないもの。
・他人との境界の認識がおかしい人とは適当な距離を置く。
・面倒だからと完全に孤立しようとしないこと。会話は大事なコミュニケーション手段。天気の話だけでもいい。付き合いが疲れるのなら、最初から休憩時間は自分のしたいことをしますという意思表示をしておく。
・指導の域を越えるようなパワハラをやってくる社員がいる職場は早々に辞めて次を探す方がよい。大体は「気に入らない」とか幼稚な理由からの行動なので、時が解決してくれるなどと思わないこと。我慢して体を壊してしまっては遅いし後々まで引きずることにもなりかねない。
…悩みの大半はお金じゃなくて、人間関係なんだよなぁ…(;´Д｀)あばば