休日なのに、まだなんだか人キャラなど描く気になれないというか、胸に穴があいている感覚がはっきりとある。それでも通常運転の人もたくさんいるし、世代によるところが大きいのだろうか。コミックスも自宅に置いてるわけではなくて、数年前に古い画集を中古で買ったものがあるだけなのに、自分が思っていた以上に影響を受けていたのだと今頃気付かされている。
思い出話なら、ニュースのみんなのコメ欄と大体同じなのだけれど、ドラクエは初代からプレイしてりゅうおうに一目ぼれして粘土細工で作っていたり、モンスター好きになる大きなきっかけだったのは間違いない。いきものを描いてもいきいきしているし、デフォルメされていても安定感を感じる、印象に残る造形の癖も含めて好き。メカ系、衣服の厚みのリアルさなど、色を塗る前の段階の線でこれほど存在感を出せるというのが衝撃だった。それだけでなく、セリフや構図、シリアスからユーモアに至るまで見事に表現する力が世界にも通用していたのだから、本当に別格の存在だった。
なんだろなぁ。知らず知らずのうちに、ピンチだけどワクワクするような雰囲気だとか、自分の好きなものを詰め込みまくった世界を描けば楽しいんだなぁとか、色々教えられてきたんだと思う。ありがとう、先生( ;∀;)
どんなに凹んでもいつもちゃんと元に戻る形状記憶素材みたいな私だけれど、この頃の訃報の多さは世代なのか…どんな人間でもいつか終わりがくるからこそ、目先の利益を優先せず、次世代に託す生き方をしたいものだね…漫画でも、作者がそこで終わらせたから後が描かれてないだけで、その世界の話は続いているんだろうからね(*´ω`*)