昔、ゲームセンターでプリクラのように撮影して人相を診断するというもので遊んだ記憶がある。記憶があるんだけれども、先日の隕石ゲーム同様、検索しても出てこない。でもやっぱりそれなりに覚えているのだ。
内容的に人相占い系の一種のようで、変わっていたのは「悪人度」を判定するというところだった。周囲から顔も声も「優しそう」「天使のよう」「フワフワしている」（これは皮肉では…）などと言われがちな私に、このマシンは【悪人度80点】という高得点をつけてくれた。見透かされている…？
当時は20代前半くらいだったと思う。そこから時を経た現在、もしまた占えたら何点くらいになっているのだろう。図書館にいつもいる少し知的障がいがあると思われる男性に「目がキレイですね」と言われたのが数年前。あれから私も色々積み重なって性格も十分悪くなったと自覚している。
メガテンの悪魔が好きで、多感な中二時代の深夜に健康祈願お札をこっそり作ったりしていた私は悪側の素質があるのだろうか。しかし、人に迷惑をかける悪行を重ねるのが悪人の定義ならば、平和すぎて全くあてはまらないのである。いくら過激でわっるい事を考えようとも、行動しなければ「いい人」で通用してしまう。一見全く問題無さそうに思えるが、作品にするなりどこかで発散しないと消化不良を起こしてしまう。
感情の根源に向き合って、「そこそこ自己中のちょい悪くらいでやってこうぜ～」と決めると余裕が出て結構楽になるかもしれない。先の見えない時代になっちゃったし、いざとなったら羅生門展開。その時に初めて本当の悪人度がわかるのだろう(/・ω・)/
余談：震災の時に実家に頼まれた救援物資はタバコのカートンでした（笑）余裕って大事だわ～