過敏症になってからのこと

mani0mon
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 いきなり重そうな内容ではあるけれど、まずは2017年の春の発症から気付けば6年くらい試行錯誤しつつ、なんとか自力で働き社会生活を維持できてる自分を褒めてやりたい。

(とは言っても、たまにすごいのに遭遇すると「フゴォッ」とか奇声は出るよ。人間だもの…)

 表からは見えないなんらかの大きな障害を抱えてる人の世界を健常な人が想像するのが難しいのは当たり前で、圧倒的少数派ともなれば逆に利用して特別感を出そうとする者まで現れたりと混沌としすぎてて、私は結構前に情報収集も当事者交流もやめている。

 過敏症で制限されるのはまず人間関係。柔軟剤や香水の匂いが強い人といると数秒で目が開かなくなったり頭痛や体のだるさがズシーンとくるので、人づきあいが最低限になる。当然人が集まる施設やイベントもNG。

 病院、薬局、ホムセン、インテリア店、デパートの化粧品売り場のあるフロア、他、大丈夫だと確認できた店以外なども毎回体調不良になるのを覚悟で乗り込まないといけない。交通機関もできるだけ自転車利用。

 幸い、私自身が昔から単独行動好きのインドア読書&お絵描き趣味で物欲もそれほどない性格で、今はネットや通販でほぼ補えている。職場は…大事な収入源のため、「根性」で乗り切っている。うまいこと休憩を挟めば意外と慣れるもの。それでも有休は全て体調不良で消化しているけれど…

 不思議なのは、このご時世になって似たような症状の人がジワジワ増えているらしいこと。私自身、前職辞職の後に強いストレスで数日寝込んでいきなり~というよくわからない始まりだったので、いまだにその直近に通ってた毎回口内を火傷させてくる腕が微妙だったおじいちゃん歯医者の治療との関連性も疑ってたりする。一応化学物質の許容量の問題と言われているけれど…

 「シックハウス」という言葉が出てきてからずいぶん経つけれど、いまだに十分な配慮がされてない製品が平気で売られてる状況なので、例え似た症状の人が増えてきても、社会の構造上、相当数の訴えが出てこない限り本格的に問題化することはなさそう。そういう前提で生きていくしかない。残念ながら「化学的にヤバいにおい判定士」という職業は存在しないので…やりたくないけど!

 個人的にはオーガニックコーヒーなど焙煎系にも反応するし(飲むけど!)、なんなら自家製ガス(言い方…)も毒に感じる時があるので、己の感覚を全て信用しないことにしている。免疫もそうだけども、感覚器官自体も疑ってみる必要があるなと。その点では脳がすっごい怪しい。結構だまされやすかったり、ありもしないものを感じ取るという妙な器官に指揮をとられていたら…組織はどうなるんですか?!(???)

 そういうわけで、11月から水冷シャワーなるものを始め、体自体にちょいハードめな刺激を与えつつ健康になるかどうか、ついでに過敏度に変化が出るかどうかを調べるマゾ気味な実験を始めた。…が、少し遅かったようで、始めて1週間後には気温がぐっと下がって冬並に…それでも続けているけれど!

 経過はまた別の日記で書いていこうと思う(/・ω・)/

@mani0mon
読書&お絵描き趣味(現在幻水2自給自足生活)の社会人です。にぎやかなSNSはなんだか疲れちゃうので、こちらでマイペースに投稿させていただきます(;^ω^)