手って顔と同じくらい目立つし結構重要なパーツのはずなのに、漫画とかだと別にそこまでちゃんと描けてなくても、何をしているか最低限わかるように描けばなぜかそこまで気にならないことが多い、不思議なパーツだ。でも、1枚イラストで描けてないと「んんん?!」となってしまいがちだし…描けた方がいいよね(;^ω^)
練習の手順としては、まずは「お手本」探しからだろう。自分の手は見た目がなんとも…な作りなもので、残念ながら仕草の参考程度にしかならず…基本構造はちゃんと人間なはずなのだけれど、指短いんだぁぁ( ;∀;)
自分の手は鏡に映したりカメラで撮ってすぐ使える便利だが、あくまでモデルの1つにすぎない。老若男女差はわからないので、やはり別の資料も必要だ。写真はネットで手軽に探せるし、ポーズ写真集も出ている。ただ、実写ゆえに、よほど鮮明に撮影されたものでないとよく見えなかったりする…
なら、手を描くのが上手い人の作品を参考にすればいいのか?描きたい手のイメージに合わせて参考にできるし、きれいな略し方がわかる。あまり癖が強いものだと間違って覚えてしまうかもしれないが、これが一番早いのかも(;^ω^)
デッサン用ハンドモデルというのもある。3Dモデルのように自分の手ではできない角度からもすぐ確認できる。これも…そこまで本物のように可動しないので限界はあるけれど…むしろ、ホビー用の連結パーツだけで骨格を作成してしまった方が自由に変形させられるかもしれない。作るまでが大変。
粘土で自作も比較的安価で済む。作りながら構造を考えられるのがいいかもしれない。知識があることが前提だけど…
…と、これくらいだろうか。私は左利きなので右手を普通に参考にして見られるのだけは便利かなぁ(;^ω^)それでも全然器用ではないので、地道に練習するしかない。むさくるしすぎない程度の描きこみで、指のポーズが凝ってるのが好み。
肝心の勉強の順番としては…数を描くのも大事だけれども、あらかじめ法則的なものを知ってからの方が必要以上に悩まずに済むのかなと思う。法則といっても数式めいたものとかそういうものではなく、指の長さなど個人差があるのを抜かして大体決まっているものだけ。
観察も有効だと思う。暇な買い物レジ待ち時間とかにじっと手をみていたり(傍から見ると、働けど…の人になる)。