普段ニュースなどあまりチェックしてないので、知るのが遅れてしまった。今月逝去されたそうだ。最近はあの作品に力を注いでおられたようで、こちらは4月に出るらしい。一応PCにも対応しているそうだが、私は購入して遊ぶような本格的なゲームは既に卒業しているので、残念ながらプレイする予定は今のところない。
グラフィック資料としてリマスターも迷うけれど…色々な経緯を考えると、これも躊躇してしまう。氏が公式サイトの序文で語っている「構造的な破綻」というフレーズも引っかかる。(これは他のエンタメなどでも言えるかもしれない)それでも、ただ時の流れを感じて寂しく思う。
持っている真書のキャラクターガイドへの各コメントなどを読み返していても、スタッフ間でうまく連携がとれていて楽しく制作されていたのだなという印象がある。そして、本編では削られたりしてしまったキャラのサイドストーリーがたくさんあったろうなと思う。知りたかったなぁ~(>_<)
個人的に、エンディング後に主人公たちをはじめ、仲の良いキャラたちが各々旅に出ているのが好きだ。なんか男の友情的な設定が多かったりと(笑)、関係性を見ているだけで楽しい組み合わせが多かった。
たま~に、3の世界にはもう皇子たちはいないんだよなぁ…王国側の犠牲が多すぎたよなぁ…とか切なくなることもあるのだけれど、都市と人々は残っているし、護られたものもあるし…
(のちに動乱が起きて鎮圧されたという設定…しかしあの東北みたいな都市名変更はちょっと…と思う東北民であった…これは応援しちゃう_| ̄|○)
遺作になってしまったあの作品を素直にプレイする自信が今はないだけなのだと思う。どんなにグラフィックが進化しようと、要は表現力。少ないドット数から感じ取れる豊かな感情。2が最高傑作すぎたのです…( ;∀;)