幻水2で猛将にどハマりして数年が経つ。ゲーム自体はもっと前にプレイしていたけれども、当時は生活とメンタルの維持と世田谷図書館の蔵書数に感激して読書活動の方に夢中だったので、全盛期のグッズ集めやファンブックの盛り上がりなどにも全く参加していない。それが、今になってしずかに自給自足的なファン絵を描いて楽しんでいる。周囲に仲間はいないけれども、これも悪くないなと思い始めている。
しかし、こうしてすっかりネットでの情報交換が主流になった今でも、どういうわけかキャラデザの石川さんの情報だけがほとんど無いのが気になっている。待望のリマスターの話が出ても、過去の絵が再グッズ化されても、ご本人の気配を感じない。感じさせないようにしている？
Wikiにも載っていないし、近況があまりわからない有名人というのは珍しくはない。けれど、こういったお祭りの盛り上がり時に主役級の方の不在というのは、どうにも気になって仕方がない。
更に某課金くじ？の商品化にあたってのリメイクのこと。原画を元に描かれた微妙に比率が変わったドット絵顔グラフィックから再びくっきりした線画を起こすこと自体かなり無謀に感じるのだけれども、これによって原画に似てるけれども雰囲気が変わってしまった別の線画が誕生してしまっている。いいんだろうか？
線画はただ上からなぞっただけでは本物に似ないのをご存じだろうか…昔の絵画の贋作とかはそれでバレることが多いんだけれども、シンプルな線ほど奥深く、1ミリ未満のブレで表情が変わってくる厳しい世界なのだと思う。試しにドラえもんを真似してみるといい。すんごい難しいから…(;´Д｀)
いや、今回のはそれ以前に…雰囲気だけでなく、ドット絵で再現できなかった部分が不自然に線画再現されてるのが気になって気になって…これ、石川さんご本人は関わっていらっしゃらないんじゃないかと思うんだけども…本当のところどうなんだろう？？？とモヤモヤして、肝心の猛将に手を出せずにいる自分がいる。
権利とか何か色々事情があるのかもしれないけれど、私にとっては石川さんの原画と当時スタッフさんのドット絵グラフィックが至高なのです。いち猛将ファンにとっては切ない結末ではあったけれど、それも含めて素晴らしい作品をありがとうという気持ちだけがあります。面倒なファンだと思われてもいいんです。それだけここに記しておきたかった…！
終わり！