このごろ後ろがもっさり気味になっていたので、密林で買ったこの上なくシンプルなヘアーカッターでザクザク切った。CSになってから一時期は職場近くの丁寧にやってくれて技術もある1,000円カット店に行っていた。このお店の順番待ちスペースの本棚のラインナップがやたら濃くて気に入っていた。熊嵐とかここで読めと…?!
感染症などであちこちの店で消毒液を置き始めた頃からどうも警戒してしまい、足が遠のいてしまっている。あれは空間にめちゃめちゃ揮発するのだ。過剰に使いすぎている医院に入れず、受診自体を諦めたこともある。
生きている限り髪はのび続ける。匂いを吸着しやすいので、くせ毛がギリギリまとめられる長さでのハーフアップに落ち着いてはいるものの、もっさりしてくると鏡に映る己のシルエットが地味にストレスになる。
出張美容室も2回ほど利用した。CSに配慮してくださるいい業者さんだったのだけれども、感染症対策が始まったあたりにお願いしてやってもらったその日の夜から体に変な湿疹ができ始めたので、それ以来お願いするのがちょっと怖くなってしまった。ちなみに体にこういったものが出るのは初めてで、治るまでひと月以上かかった。なんだろうね一体…(;´Д`)
考えた末に、セルフカットにすることにした。技術も道具もろくにないなりに、左右対称に見えるようにひたすら頑張る。小説版猛将画くらいの長さが一番扱いやすい。今回はややワイルドになってしまったので、しばらくはオイルをつけて様子を見ることにしよう。
ここまでくると、今更美容室に行けないのである。「自分で適当に切ったんですか?!だめですよ!」と怒られるに決まっている。東京住みの頃に美容師コンテストチャンピオンと書かれた店に入って年配の美容師さんに「ウルフカットお願いします」と言ったら「何それ…」という反応をされたりしたし、もう背伸びはしないことにする。ザックザック。