先日も少し本の話で書いたけれど、やはり非常時にトイレというインフラは何より優先すべきだと思ってしまった。人間の体の構造上、生命維持には最低でも水分が必要なのは知っているので(食物はいくらか耐えられる)、それを確保できた後の話にはなるのだけれど、おそらく一部の地域での被災ということならば無事な地域から比較的早く供給できるものだと思うので除外するとして…摂ったら摂ったで出すもの出さなきゃいけないでしょう。(コーヒーの記事の次に書いてるよ私…)
もちろん交通路など色々事情はあるとは思うけれど、世界的な感染症対策でもこの調子なので、もう民衆で考えろってことなのかもしれない。机上であれこれ考えて好き放題コメントしてるだけの専門家は役に立たないし、PC画面凝視して患者をろくに見ない医者も結構いる。
こういう時は先人の知恵をお借りするしかない。たまに文明の利器と人間の関係を危ぶむ意見に対して「江戸時代に戻れというのか」とか文句を言われてるものを見かけるけれど、インフラがぶっ壊れたらこの目の前の箱だってどこまで頼れるかわからない。そんな時のお江戸!でいいじゃんと思う。
しかし、当時とは土地一つにしても相当条件が変わってしまっているのが問題なのだ。都市部になれば掘り返して土に埋めようにもアスファルトだらけ、庭すらない人だっている。(そもそもつながっている地面にやたら埋めるのはまずいので基本は袋保存か…)
なので、まず浮かぶのは現代の非常用簡易トイレの購入だ。3.11時に私は東京だったし、実家も多少ヒビが入った程度で被害が最小で済んだため、そういったものを使用する機会も無く、現在はろくに水の備蓄すらしていない状態だ。基本的にご近所親戚等の助け合いでなんとかなるという意識のままだ。私自身、個人の防災についての知識はほぼ無いといってもいい。心の中に荒野を飼っておいてこの体たらく…反省。
今回はネットの普及のおかげか、結構そういった被災地犯罪や避難所事情の陰の部分が活発にニュースになっているので、もしかすると書籍出版が活発になるかもしれないと期待している。本自体が不安な気持ちを軽くしてくれるというのもあるけれど、…常日頃から、みんな~漫画もいいけど教養書や実用書とか面白いよ~?と思っていたので、この機会にそういったものにハマってほしい。書店さんにもぜひフェアをやってほしい。山に家を建てて生活するのトイレ設置場所の注意点だって載ってるし、平野ならやっぱりお江戸リサイクル資料、米軍の砂漠地帯とか過酷な環境下でのサバイバル方法本とかもあるよ~いらっしゃ~い💛(´◉◞౪◟◉)
まぁでもとりあえずは既製の簡易トイレを試しに少量購入して、あとは自作方法を調べるところからだろうね。多すぎて困ることはないよ。人にあげられるからね(*^-^*)