手は自分の体で全角度チェックしやすいパーツなので、ポーズは鏡やカメラを活用すれば大抵のものは大丈夫そう。とはいっても、いちいち撮影したりするのも大変だし、私のように手の形自体がちょっと~な人いるはず。たくさん描くものだし、できればアタリで1からとりたい(;^ω^)そのためには、やはり基本構造を覚えつつ、余裕ができたら細かい部分の解像度を上げていく感じで勉強していくのがよさそう。
「ここに線を入れるとそれっぽく見えるよ!」というアドバイスに従ってわからないまま引くよりは、「あ、ここの境界線をはっきりさせとくか~」と自然に自分で考えるようになるのがベストだと思うので、私がここで書いていくのはできるだけ構造についてだけにしたい(;^ω^)
まずは手のひら。四角っぽい感じにとられることが多いが、私自身これに限界を感じている…せめてミトンか?!
まず単体で手だけで考えるのがおかしい気がする。ぜひ手首までセットにしたい。
次に、この手首から指先までのボリュームを見ていく。この時、ふくらみ部分は置いといて、ベース部分だけ追うと…枝先のような?
こうして見ると、中心の指3本をまとまったガイドとして使えそうだ。確かに親指と小指ってこの3本とは大きさも結構違うし、それぞれ外側で個性を発揮してて私は好き(好みは訊いてない)。しかもこの2本、いつもはこんなに離れてるのに、いいコンビなのだ。これは後述する。
この3本をかたまりとして、シンプルなL字連結パーツに置き換えてアタリをとってみたり。なんだろう、フライドポテトが食べたくなってきた…
これだとさすがにペラッペラすぎるので、多少厚みをつけた板か楕円形の筒にしておいた方がよさそう(;^ω^)指はいちいち箱描くのも大変なので、ソーセージっぽくとったり…(いやしんぼ)
この後に、親指小指を付け足していく…私も適当に付け足しがちだったけれど、前回やった手根骨部分から骨ガイドを参考に線を伸ばしてとるのが一番無難だと気付いた。
握っていない手ならこれでいくらか描けるようになった。では最後に親指と小指の関係だけメモしておきたい。上でやった手を横に縮めたポーズで親指と小指がくっついていた。この2本で輪っかを作ると、他の指で作った時と比べて一番自然に寄り添い合うようにできている。まさしく親子…?
そして、親指の先を曲げていくと、小指の付け根部分に自然に収まる。ちょっと個人差はあるかもだけど、「終着点はココ!」と覚えると、小指の付け根←→親指先どちらからでも相手の指の位置がなんとなくとらえられるようになるので、覚えておくと便利☆(/・ω・)/
今回はここまで(´◉◞౪◟◉)