クハラカズユキさん。ご存知の方もいらっしゃるだろうか。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTというバンドのドラマーである。その方が紅花に出演されるということでスタッフは沸き上がっているのですが、もちろん私は別に、である。
たぶんお客さんもたくさん入られるのだろう。知名度というのは強みである。大手メディアに一度取り上げられれば飲食店に行列ができるようなものだし、今まで誰も名前を上げなかった上川外務大臣がしきりに話題になるのもそうだろう。
でも私は子どもの頃からずっとそういうのが嫌でね。もちろん有名無名にかかわらず自分がどう判断するかでこれまで生きてきたから(だから人と話が合わないんだよね、有名だからで手を出さないので)、この年になってまでそういう過去のミーハー的なものに引きずられるのは正直疲れる。
人というのはなぜこうなのだろうね。一人一人を見れば個性豊かで面白いはずなのに、こういうマーケティング的な話になるとまさに「モブ」の話になってしまう。途端にくだらないものになり人類など滅んでしまえと極端な思想までも頭によぎる。最近はあまり流行に飛びつく必要もなく、狭い世界で自分の興味の赴くままに淡々と生活を営んでいたのだけど、久々にこういうのに触れてゲンナリしてしまったというか。ほんと、ただの愚痴です。