ふと思ったこと。
若い頃は自分に自信がなくて不安で。他人と比べて劣った存在である自分が安心するために同じような属性の人がいる場所を求めていたような気がする。
大人になって自信がついたわけではないけども、自分は自分。何やったって本質は変わらないしだからといって誰かと比べて劣った存在でもないし傷つけられて良い存在でもないと思えるようになってからは逆に誰とでも付き合えるようになったというか。お金持ちでもイケメンでも外国人でも老若男女も問わず。色んな属性の人と会ったり話したりするのが楽しくなった。
いつの間にか自分の属性も気にしなくなったしね。というか属性ってなんだろうかね。一応ネットのプロフィールにはシス男性のアセクシャルでありヘビーメタルが趣味の長浜市在住というのは書いているけれども。そのどれも今はあまり意味はないなと思っている。男性だからどうしないといけない、アセクシャルだからこう振舞う必要があるなどということはないのだから。
もちろん属性による特権性に無関心であって良いということではないけども、受益した分は還元を考えて行動しているのでそれでいいとも思っている。自分ひとりが生きるのに必要な分だけもらう。あとは手放す。それだけでいいよね。