エルデンリング2

maplesk
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エルデンリングのDLC「Shadow of the Erdtree」が6.21配信で決まってからというものの寝ても醒めてもエルデンリングのことを考えている。これはもしてかして…恋?(断じて違う)

エルデンリングの面白さ。それは多様性である。どこへ行ってもいいし、どのルートを通ってもいいし、どういう装備で戦っても良い、何度やられても挑戦し続けることができ、別のルートに逃げても良い。最終的にエルデの獣(ラスボス)を倒せば良いのである。人生もこうであったらいいのに。

装備やルートによって難易度は当然変わる。楽な方がいいという人もいるだろう。しかし困難であればあっただけ面白いと思う人もいる。人生もそうなのではないか。ただ本邦においては困難なルートを選んで"詰んだ"場合に他のルートが取れないんである。それでもゲームであれば新しいセーブデータでイチからやり直せるが人生はそうはいかない。ルート変更もできず、やり直しもできず、勝てないボスから逃げることもできない。放り出すしかないのである。

「バカだなあ。成功者のテンプレ、王道が数パターンあるんだからそれを踏襲すればいいじゃんwww」。それが出来るのが既に特権、というのは置いといて、それでクリアまでたどり着けるとしよう。しかしそこにあるのは前例踏襲の繰り返しである。チャレンジをして失敗したら自己責任でハラキリの社会だからチャレンジをする者は「バカ」なのだ。革新は生まれず、停滞は腐敗を生み、衰退を招く。また、前例踏襲はシンプルにつまらない。攻略サイトに顛末の一部始終が描かれているからだ。面白くないゲームをなんというか?クソゲーである。

政治家はゲームクリエイターなんである。クソゲーではなくメタスコア90点超えの神ゲーを作ってほしいものだ。

@maplesk
何者でもないおじさんの愚痴