ぼくの病気の事

まぶちん
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適当に体が弱いとかで濁してたけど、自分の事なのにどこか向き合ってる感じがしないなぁと思い始めたので、自分自身の整理の為にも文章に記しておこうと思う。

ぼくはパニック障害を抱えていて、かれこれ16年の長い付き合いになる。

明確にこういう病気だという説明をしなかった理由は至って単純で、それなりに苦しいのに病名がどうしようもなくダサいから。

もうちょっと漢字多めでいい感じの病名にしてほしかったと思うのは、青春をテイルズで過ごしたせいかもしれない。

ぼくの症状としては腹痛、吐き気、過呼吸、全身の痺れが同時だったり連鎖的に来るタイプで、特に幼少期のトラウマから嘔吐恐怖がかなり強くある。

恐怖という事は、そういう描写も苦手。漆黒のヴィランズ序盤でテスリーンが罪喰いになるシーンや、光の戦士が取り込んだ光に耐えられなくなるシーン。物語上とても重要な場面だけど、直視するのはかなりキツかった。

吐き気に直結するのが酔いや空気の薄さ、他人の纏う匂いとかに起因するので、とにかくバスや電車なんかの公共交通機関は苦痛。腹痛や吐き気に繋がる事を避けたいのもあり、外食も出来ない。

寛解していた時期は結構遊び回ってたんだけど、ここ数年は再発のせいで近所で買い物がせいぜい。

移動手段に対して抵抗があるのと、コミュニケーションとしての食事が困難という事で、外に遊びに行く行為そのものが苦痛になってしまった。

病名がダサいというしょうもない理由で、遊びの誘いを適当に濁して断っていたの、今でも悪い事したな…と思う。

ただ、FF等のゲームで一緒に遊んでくれる人がいるので、特に絶望する事無く楽しく生きていけています。みんな本当にありがとう。

基本的に調子は悪い上に日によってまちまちだけど、また遊び回れるくらい元気になりたいなぁと思うばかりです。