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自己紹介とアロマンティックに関するエッセイ

marble14
·
公開:2026/7/12

はじめまして。

Aスペクトラムでノンバイナリーなmarble14、ゆうひ、霧乃、いずれかの名前で呼んでほしい者です。

こちらでは小さなエッセイのようなものをゆっくり書けたらいいなと思い始めました。

のんびりとした更新になると思いますがよろしくお願いします。

1回目の更新はアロマンティックでオタクな私を見つめたものになります、3つのテーマで書きました。ぼんやりしていますが楽しんでもらえたら幸いです。

 

 

 

私はアロマンティックであると同時に「CP厨」傾向のあるshipperである。

BLを知った中学から高校、大学生前半あたりまでは男性同士の深い関係性を見ると胸を躍らせていた。そこから女性同士、性別を問わない深い関係性と幅は広がった。

自分が誰かと恋愛をしたいという意識は薄かったものの片思い(今となってはリスロマンティック的なものだったと思える)をしたことが幼いころからあり、深い関係性はすなわち恋愛へと繋がればいい、繋がるものだろうという思い込みがあったのも事実である。恋愛規範にとらわれていたのだ。

現在は恋愛という形に以前よりとらわれず、広い見方をしていると思う。

だからといって胸を躍らせていたあの頃を否定はしない。

 

 

タケシ、沙悟浄、サンジ、白石由竹。私が好きだと思うキャラクターの一部の共通項は恋(大抵片思いである)多き人物であるという点だ。それらのキャラクターを見つめてみると、ほぼ例外なく恋愛対象以外にも優しさを持って接しておりそれがフィーチャーされることもある。ここから考え得ることはアローロマンティックが多数派の社会において

1.  恋愛が出来るというのは「真っ当」な証

2.  とはいえ多数に一度に思いを寄せるのは内面のバランスが取れてないと「クズ」

という恋愛にまつわる規範意識である。この気づきを得たところで上記キャラを嫌いにはならないが、とても優しいアロマンティックなキャラをいつか描きたいものである。

 

 

※特定CPに関する否定(非感情的)あり

 

好きになったキャラクター二人の周りにちょうど機械の身体を持つ女性ジェンダーだと思われるキャラクターがいて、どちらもCPとして扱われているので比較しようと思う。

まずは銀魂より山たま。真選組監察の山崎退が自分に優しくしてくれたことをきっかけに絡繰のたまに恋をして、ストーカー化し成り行きでお見合いをすることになる公式エピソードが存在し、スピンオフ作品でもその感情は変わらないようである。どう読んでも山→たまの域を出ず、たまが仮に大きな感情を寄せているとするならばそれが恋愛でないにしろ、その対象は主人公・坂田銀時であることは明白であり「叶わない片思い」であるといえるだろう。

次にキュウレンジャーよりスパラプ。ひょんなことから宇宙の救世主に選ばれたコックのスパーダが、戦士を支えるための存在といえるアンドロイドのラプターと共に仲間を探し、その過程でラプターも戦士として選ばれて、共に成長し、その中で互いを大勢の仲間の中でも特に大切な存在として見つめていく。ラプターが物語やそのような妄想が好きで「恋」に憧れがある存在であるからか、妄想の対象にスパーダが選ばれることがあったり、妄想だけでなく実際に何かしらの思いを抱いていると捉えられる描写が存在する。その上でスパーダからラプターを特別気にかける描写もある。

このようにこの二つのCPは「ほぼ片思い」と「実質両片思い」という、かなり異なる実態をしている。正直なところを言うと前者は一人の作者が中心となりその考えが色濃く反映される漫画で、後者は複数の人間が関わり時には現場のトレンドが反映される特撮ドラマであるのでこのような比較は相応しくないかもしれないことをご容赦いただきたい。

ところでたまに関して、銀時への憧れが別のキャラクターとして発現されるほどあるのにもかかわらずそれを恋愛としなかった点に「恋愛だけが思いの最上級ではない」と感じられるし、ラプターの憧れも「人らしくなりたいから恋をしたい」という訳でなく「やってみたいことの一つ」だとしているのが個人的に心地よく感じられたと思っている。