※微ネタバレあり注意
ガンダムSEEDの感想をロボアニメ、ロボ抜きで考えていく
ガンダムSEEDを見たことがある人なら、わかっている気もするけれど脚本家が女性なんだよね
少女漫画や少年漫画にも女性漫画家などがいるけれど、女性にしか書けない表現というものがあるように感じている
映画は、遺伝子からできることを読み取って競争が起こらない管理される社会を否定した主人公一行の後を描いた作品なんだけど、
映画では恋愛にも、遺伝子的な相性ってある前提のもと
主人公一行の中でも、遺伝子的な相性がいい相手が出てきちゃったときに、人はどうするのか?を表現してる
(これはたぶん種死のラスト 議長がデスティニープランを起こそうとしたのは、恋人と子供が作れない相性だったことから着想を得てる?)
実際映画中、8割は戦闘のことじゃないことが頭の中にあったし
恋愛映画や君はどう生きるかのスクリーンに入っちゃった?と思うぐらい、「人生って、恋愛って何か」にストーリーの軸が置かれていてドロドロの内容だった
「私の方が貴方のことを幸せにできる」って言ってみたり、別の男と二人きりでいいムードでいるのを見て気まずそうにしてみたり・・・「あんなのとよく付き合ってるわね、私は私に釣り合う男じゃなきゃダメなの!」って人の恋愛にケチつけてみたり・・
そういった心の機微の描き方が女性的で見ていて面白かった
これ書いていて、陽キャ「スポーツ経験がない男、マジでヤバイぞ」←正論すぎてX民発狂みたいな動画が流れてきた。
「スポーツ経験(競争したこと)がない男、マジでヤバイぞ」って言ってた陽キャみたいなキラヤマトだったら流石にデスティニープラン成功させた方がいいと思っちゃうw
最後に言いたいのは、ガンダムSEEDのストーリーをほぼ忘れていても見れるってこと
シンはカッコよかったし、アスランも面白カッコよかったよ
豪華版のパンフレット買えばよかったかな、細かい謎がいいっぱい残ったからね
あの頃はロボとキャラがカッコよく動けばそれでよかったのにな
なかなか人気があるようだし、ぜひ、映画館で