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2025/09/15
祝日。夜はWとスパイスカフェでディナーのお約束。せっかく押上に行くので、その前にスカイツリーに入っているカービィカフェのショップへ。3年前に発売された『星のカービィ ディスカバリー』をRにプレイさせてもらってから、すっかりカービィとワドルディ、セットでキャラクターの大ファンになってしまった。とにかくグッズがセンスが良くてかわいい。いろいろ収集癖がある方だけれど、この年になってハマるキャラクターものがカービィになるとは思いもよらなかった。可愛いぬいぐるみがたくさんあって迷ったけれど、ぐっと我慢して指人形とステッカーだけにする。前回来たときとラインナップが全然違くて、定期的に来たいなぁと思ってしまう。
スパイスカフェはもう何年ぶりだろう。前はコースが5,500円だったのが、6,600円になっていた。如実にわかる物価高。それでも、前菜からカレー、ビリヤニ、デザートまで全てがきらきらとして美味しく、古民家の雰囲気、ホスピタリティに溢れた接客、本当に素敵な時間が過ごせるお店で唯一無二と思う。
普通にご飯のつもりだったが、誕生祝いということで、Wに御馳走になってしまった。ありがたいことです。
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2025/09/16
新しく就任した社長との懇親会。流石に欠席するのは悪目立ちするだろうと、出席。コロナ禍以降、がん治療中の母&認知症の父の二人の生活のサポートが必要になったり、わたしもがんになったりで、いわゆる飲み会にはずっと欠席で済まさせてもらっていた。もうそれが普通になってしまい、今日も参加するのが本当に面倒で面倒で。勤め先は平均年齢層も高く、落ち着いた社風なので、選ぶ飲食店もだいたい美味しいところだし、飲んで羽目を外す人もいない。偏にわたしの方の問題で、人見知りが大人数の中に放り込まれると反動で必要以上に愛嬌を振りまき、道化と化してしまう自分が嫌なのだった。今回は、趣味の話になりおすすめの本を尋ねられたので、社長と上席に興奮気味に『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を勧めまくってしまい、あちゃーっとなりながら帰る。
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2025/09/17
朝から一日を通して眠気が勝る。昨日の懇親会でいつもと違うエネルギーを使ってしまった感じ。今後1年くらいは出ずに済みたい(既に忘年会とあまり親しくない人の送別会の2個飲み会に欠席で返事している)。
夜ご飯は、海老マヨをちゃちゃちゃっと作る。むき身の海老で焼くだけとは言え、大学生くらいまで大の苦手だったのに、食べられるだけではなくこうして料理までできるようになったのは感慨深いものがある。あと、Wからお裾分けしてもらった嶽きみというとうもろこしを食べる。生でも食べられる品種とのこと。甘くてジューシー、ほぼフルーツ。
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2025/09/18
デパートのクレジットカード優待シーズン到来。基礎化粧品のクリームがちょうどなくなったので、新しいものを買ってみようかなと考えてみたけれど、なんだかんだコスメデコルテのリポソームリペアクリームがいいような気がして再度購入。最初はそこまで良い?って感じだったんだけれど、使い終わりで良さを感じられるようになった気がする。その他、買うものは決まっているのでRTAみたいにデパートを巡ってサササッと帰る。謎の達成感。
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2025/09/19
体重が1kg程、増えている。ホルモン治療の関係か、出社勤務が始まったのと最近ちょっと多い外食故か。病気の前は少し増えても、生活週間の中でだんだん戻っていく自信があったのだけど、いろいろと体の調子が変わってしまったのでひやひやしてしまう。太りたくないというよりは、安定した規則正しい生活習慣とそれによって導き出される体の感覚に安心感があって、それを逸脱すると体が重く感じるのが嫌なのだった。ちょっと食事の量と筋トレを調整しつつ、ベスト体重を導き出したい。それでもプラス1kgならそれはそれで受け止めたい。
会社から帰ると、ポストに待ちに待った診断書が届いていた。やっと保険金が請求できる。
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2025/09/20
歌舞伎Aプロ夜の部。の前に、おやつを買おうと思って、お土産処に寄ったら何やら外まで続く長蛇の列。みんな豆大福を求めているようで、まだ並べば買えますよとのことなので並んで購入。出町ふたばという京都のお店のもので、現地でも並ばないと購入できないものらしい。座席に座り、「消費期限は本日中でございます」と書かれた包みを開けると、パックに入っていたのは、小ぶりの豆大福が3つ。パクッと食べると、まぁ美味しい〜!これは並んで買う価値のあるものですね。
上演の方は先週見た配役からガラッと変わるが、結構な人が役を兼ねていて、あっちではあの役だった人が、こっちではこの役、という感じで混乱する。3月の『仮名手本忠臣蔵』も同様の事象はあったが、二役やっている人が限られていたので、そこまで違和感がなかった気がする。贔屓のいろんな役が見られて嬉しい人もいるもいるとは思うが……。
今日見ての感想は、ここまでAプロとBプロで印象が異なるものかという見比べの醍醐味があった(5月も加えれば、『車引』と『寺子屋』は、この短期間で3パターンの見比べができるのはすごい)。
やはり贔屓との見比べとして『賀の祝』を集中して見た。Bプロでは菊五郎さんが演じていた桜丸を、時蔵丈が演じている。ちなみに歌舞伎座での前回の上演(2015年)では菊之助時代の菊五郎さんが桜丸、時蔵丈が妻の八重を演じていて、DVDで見たがほんとうにお似合いの美しい二人だった。時蔵丈、初役の桜丸、悲壮感溢れる出に、全身が散り散りになってしまいそうなのをかろうじて堪えているような佇まい。この人にとっては生きることは最早苦痛でしかなく、死によって救われる、やっと楽になれるという印象が強かった。対して菊五郎さんの桜丸は、生きながら既に彼岸に居たように思う。白太夫がどんなに止めようとしても八重がどんなに縋っても、もう戻りようのない場所で薄く微笑んでいる。そんな桜丸が一瞬だけ白太夫に見せた、無念の表情が目に焼き付いている。
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2025/09/21
昼食前に少し外出。100円ショップと本屋。前々から欲しかった、レタスの芯に刺して鮮度を保つグッズをやっと見つける。爪楊枝でも代用できるけど、3本くらいは刺さないといけない上、使い捨てになってしまうのがなんとなく気乗りしない作業だったので、繰り返し使えるプラスチック製なのが嬉しい。最近、落とし蓋もステンレスのサイズの調整がきくものを買って、アルミホイルやキッチンペーパーを使わずに済むようになって、すごく満足感があった。エコの観点もあるけれど、最近はなるべく使い捨てじゃないものを使う方が精神衛生上負荷が少ないようだ。
本屋では、文芸誌の『世界』と『地平』を購入。「働き続ける私たち」、「排外主義再び」、「ガザ ジェノサイドを止めるために」などの特集。近頃もうSNSで社会問題や国際情勢の情報を集めることに限界を感じているので、一つのアプローチとして文芸誌を読むというの実践していきたいと思う。
午後はグラノーラ作り。卵白を使うレシピを見つけて、ちょうどお菓子作りで余って冷凍していたものがあったので、使えてありがたい。タンパク質も取れるし。グラノーラ作るのもだいぶ慣れてきた。まだあと3回分くらいは賞味期限切れのオートミールがある。
保険金請求の作業をしようと思ったらなんと、診断書の内容が間違っていてがっかり。明日、問合せしよう……。