しずかなインターネットを開発されたcatnoseさんが開発の裏側を語るオンラインイベントを視聴しました。
内容をまとめたメモをXでポストしたところ反響があったのでこちらにも記載
イベントに参加したキッカケは自分もしずかなインターネットのユーザーなので気になったのと、自分も個人開発に興味があっていつかしてみたいと思っているから。
catnoseさんがしずかなインターネットを開発しようとしたキッカケは日記を書くのにちょうど良いサービスが無かったかららしい。自分が欲しいと思うサービスを作るのはモチベも上がるし良いなと感じた。
アイデアは1週間に一回くらい思いついてnotionにメモしているみたい。サービスの不満などグチをツイートしてる人を見て需要を考えるという着眼点がなるほどと思った。その不満を解決できるサービスを作れれば需要がありそうだ。
アイデアを思いつくコツは日々Webサービスやアプリについて情報収集して使ってみることみたい。たしかに自分の知識が及ばないジャンルについてはあまり思い浮かばないし、流行りのスタイルやアプリに関する知識のストックを貯める上でも理にかなってると感じた。
時間捻出のコツはSNSを見ない事。色んな情報が流れてきてモチベーションや集中を削がれてしまうからとの事。確かに不要な投稿をダラダラと見続けてしまうのは時間が勿体無いので辞めようと思う。(自分は中々辞められないけど…泣)
プロダクトのスケジュール管理はざっくりと期限を決めるけどズルズルと伸びて行ってしまうみたい。伸びたとしてもモチベを保って完成まで持っていけるのは流石だなと感じた。自分は途中で飽きてしまいそうなので、まずは1、2ヶ月で作り切れるアプリが良さそうだ。
アイデアを思いついた後は、使いたい人がいるかを考えるために頭の中で機能、画面遷移などを整理していく、UIを固める、箇条書きで技術的な構成、パスページ一覧を箇条書きで書き出す、DBスキーマ、実装という流れで作ってるらしい。
体験と世界観づくりで意識した事はサービス名をポエミーな感じに思いついて考えやすかった。『しずかな』という言葉に合わせて色や機能などを考えたとの事。名は体を表すとはいうけど、名前は方向性を決める上で重要なファクターだと改めて感じた。世界観大事だよなぁ。
ロゴはサービスの機能について考えながらそんなに時間かけずに考えてるらしい。コレは意外だった。もっと時間をかけてこだわって作っていると思ったから。
技術選定はNextでフロント、バック、クラウドラン。基本は最小のインスタンスでコストを抑えてスケールしやすい作りらしい。確かに流行るか分からないし、出来るだけ初期コストは抑えた上でサービスが広がったら拡張できる様にする作りは堅実だと感じた。
コストの試算は各サービスのプランを見比べて検討する。スケールしてもコストかかり過ぎないように選んでるらしい
運営は自分の賃金も計算したら時給10円くらいみたい。しずかなインターネットは趣味みたいな感じでマネタイズはそこまで力入れてないらしい。生活する為の収入源となるほど収益化するのって大変なんだなぁと改めて感じた